其の二百二十九 iPadで見る釣り雑誌
五月にiPad2を買ったので、じゃあ電子書籍を、ということになる(なるか?)
いろいろ本や雑誌も出ているが、かなりばらばらで出ているので、網羅性をもって探している訳ではなく、それじゃあまずはフライフィッシング関連の雑誌から。
「フライの雑誌」はiPhone/iPadアプリとしてスタンドアローンで出ている。
バックナンバーで特集記事のみ、無料、とくれば気楽にダウンロードできるので、まずこれ。
読めるか読めないかと言えば読めるのだが、さて?
フライの雑誌アプリの場合、だいたいがそうであるように画面をスワイプしてページをめくる。
文字の拡大はダブルタップでできそうな気がしたがそれはできず、ピンチオープンで一段階大きくなるだけ。
あとはピンチクローズでもとに戻る、二段階の表示のみ。割り切ってある。
さて実際に文章をiPadの画面で読んでみたのだが、やはり液晶のこと、紙ほど目に優しくない感じはした。これで長編小説を読めと言われるとちょっとしんどいかなあと思うのだが、特集記事一編くらいならまあ許容範囲か。
いずれにしろバックナンバーなので若干読む時の緊張感というか新鮮味が薄れている分、ちゃちゃっと読み流してしまう感じになった。
新刊はどうか? お金出してるし。
ページめくりはほかの雑誌と同じ。拡大はダブルタップとピンチオーブン。ピンチオープンなら無段階だがダブルタップ1回が僕にはちょうどいい文字サイズになる。
雑誌丸々一冊なのでいろんな状態を見れる。まず気になったのは見開き2ページを使ったページ構成の場合。
2ページで1枚の写真の場合、iPadを縦で見ると当然半分しか表示されない。横にすると2ページが表示されるが当然縦位置の倍の縮小率になる。iPadの液晶画面自体は紙のFlyFisher誌の1ページのだいたい半分くらいだから、紙版FlyFisher誌見開き2ページの1枚写真はiPad横向き1枚写真の4倍の大きさということになる。
まあねー、こればっかりはね。物理的な大きさの差があるんだから。
ちなみにiPadで1ページ全体を表示している状態から写真をピンチオープンで拡大するとすぐに荒くなる。
掲載されている写真は全体表示でちょうどいい解像度になっているようだ。
それぞれの雑誌を電子版と紙版で比較して優劣をつけるのはちょっと無理がある。
電子版だけで考えてもそれぞれの雑誌に向き不向きがありそうだ。
紙版をそのまま電子にすればいいという訳でもないだろうし。
さてこの先また電子版の釣り雑誌を買うかどうか。
こりゃあいい、これからも買うぞーっていうところまでの気持ちにはなっていない。
と思ったらFujisanから雑誌1冊無料のギフト券がきた。それじゃあもう1回は買うか。
結局のところこれからも電子版、買うの?買わないの?
次につリ人社の「FlyFisher」を。
これは無料という訳にはいかない。新刊も買うことができる。
ほかの雑誌とかを見ると紙版に対して電子版は価格が安い場合があるが、FlyFisher誌は紙版と同じ。なので購入は慎重に検討、この段階で多少緊張感がある。
この号はFlyFisher誌上のフォトコンテストの発表もあったので(僕は出しそびれました)、買ってみることに。
パソコンでFujisanのサイトで購入し、FujisanのiPadアプリで見る形式。