第一話 蜉蝣繚乱

3月下旬、島根県T津川水系某河川で
カゲロウの群飛に遭遇した。
向かい風にあらがいながら必死で上流に向かい、しかし風で押し戻されて、でもまた上流に向かって飛び、カゲロウの群れが向こうに手前にかたまりで平行移動するさまは圧巻だった。

(←拡大画像があります)

透明度の低い独特の羽の模様が特徴のオオフタオカゲロウ。
群飛の個体は違う種類だったがこのカゲロウも水辺で良く目に付いた。
いやいや、美しいシルエットですなぁ。
この日、今シーズンの初物を手に出来た。小さいけど丸々太っていったい何をそんなに食べたの?
(ストマックポンプを入れるには忍びない口の大きさ→いや小ささだった)