2003年も無事に幕を開け何年ぶりかの大雪で、でもそれはなにやら今年の釣りのなにがしかのなにかを(なんだそりゃ?)予見させる??
さて、自分は雪が降るとなんとはなしに(「な」が多い)はしゃいでしまうのだが、しかし寒い朝は布団から出れん。寒い時にはうだうだするのもいいんだよねぇ。
それでもやっぱり雪の中で遊びたくて、寒さと雪景色との錯そうの果てに高速道路上の人となったのである。
寒中エスプレッソはいかが?
インターチェンジを降りて北へ向かう。一週間前はごちゃまんとあっただろう雪はかなり溶けてはいたが、標高をあげるにつれ道路脇の雪が高さを増してくる。途中からは路面にも残り始めてきて「おおっ、これこそ求めていた雪景色ぢゃっ!」っとウィンドウを下げると寒っ! まあ、あたりまえか。
目的のエリアに着くと、近くのダム湖を目指した。なんと西中国山地で一番高いこの湖は凍っていた・・・。
中国地方の景色に見えません。クリックしてみてください!
ダム湖畔は雪に閉ざされていたため諦めて国道脇の広場の陰をこの日のキャンプ地に決めた。あとになって気がついたがここは峠の一番高いとこで風の通り道だった。しかし時間は午後4時を回っていてもたもたしてたら日が暮れちゃう。
そそくさとテントを張り、風よけの半ドーム型イグルー(?)作成に取りかかった。とはいえ今回雪中キャンプ初参加のゲロ太は子供と遊ぶのに忙しく、私は写真を撮るのに忙しい。結局作成はキャンプ常連のY本ひとりが黙々とすることになる!?
不安と期待の入り交じったキャンプの始まり。
早速そりでひとすべりのK.b. なんとかベースキャンプ完成。
どうにか日が暮れる前にはテント設営と風よけ半ドームは完成したが、どんどん気温が下がってくるのが体感できる。フリースを重ね着しすぎてもこもこのやからが国道脇のテント周りでうろうろ。通り過ぎる車は(数は少ないが)みんなこっちを見て行く。へへっ、うらやましいんだろう(?)
さあさあ、火をおこして晩ご飯を作りましょう、というところで焚き火台と薪を準備したがなんと誰も火を持っていない事が判明! もよりのH田商店へ慌ててライターを買いに行くY本。はやくはやく、お店が閉まっちゃうよ。
道はどこまでも白く、夜のとばりは速度を増しておりてくる。
焚き火台って火がついてないと冷え冷えとして見えます。
つづく