窓からあかりが溢れる。この部屋でY氏は毛ばりを巻く。
2003年9月にY氏の机を紹介してから、二年半。
大きく様子の変わった彼の部屋を久々に訪れた。この部屋も、フライフィッシングをしつつ、ほかの様々なことに翻弄された結果、いろいろなモノ達が主張しあっているようだ。
かなり・・・、日々の混乱の痕跡が見えるようだが。
彼の部屋には窓がある。
ま、フツーの部屋ナンだからあって当たり前だが、窓のある部屋はやっぱりいい。
風通りが良く、フレッシュエアー注入っ! ってカンジ。 ウチの部屋みたいに外界と遮断されたようなのとはずいぶん違う。
新旧の毛ばりが入り乱れてフライボックスを埋めていく。
そんな部屋でY氏はフライを巻いている(最近は・・・? どう??)。
なにをするにも気持ち良い空間というものはある。木のぬくもりと陽射しのにおい。
おそらくY氏は、あまりに居心地がいいがために、タイイングにすら身が入らないのかも知れない。
部屋の至る所にフライフィッシングの気配が・・。
フライを始めて、何年かたつとだんだんタイイングをしなくなってくるものだ。そんな時新しいタイイングツールを買うと俄然また巻く気が湧いてくる。
Y氏の新しい部屋は、その究極なのだろう。

横に長く延びる机には、毛ばりだけでなくいろんなモノを生み出す道具がひしめき合っていた。無駄なものなんてきっとない(??)。
今日もまた、光射すこの部屋でY氏はバイスやパソコンやいろんな書類と格闘するのだろう。
ここでも大型モニターを有するMacがその存在感を強調していた。