其の二百十五 テレビでタイイングチェック
iTunesで映画のレンタルが始まって、AppleTVもお安く発売になったから、買ってみた。
前回撮ってYouTubeにアップした放流の動画も、ホームシェアリングをすればMacBookの写真もテレビで見れる。
さてなにを見てみようかと、写真のフォルダを探していて、それならフライの写真を見てみようと思った。
Macのディスプレイとは違う大画面でフライを見ると、おお、なんとタイイングが粗いことか。細部のアラが見えてくる。
HDMIケーブルが足りませんσ(^_^;)
ボディのダビングの始まりが遅くて下巻きのスレッドが見えているとか、ボディのテーパーが全然ついていないとか、ハックルを欲張って巻き過ぎてファイバーがぎゅうぎゅう詰めになっているとか。
まあそれは巻いている時点でもある程度はわかっていたことだが、なかなか直そうとはしなかったのも事実。
それがこの大画面で見ると現実をどーんと突きつけられたようで、認識を新たにさせられる。
たまにこうやって自分のフライを見直すのも悪くない。
修正点はいくらでも見つかる。
細かいところの修正もだがフライで大事なのは全体のバランスだろうか。
改めて大画面で見るとハックルが巻き過ぎかなとか、パラシュートのポストはもっと少なくていいかなとか。そこを直せば水面あるいは水中の姿勢がよりよくなるかもしれない。
実物はあるんだからそれを見るほうが手っ取り早い気もするが、小さなフライは実物だけでなく別の視点で見る意味で、テレビで見る効果をちょっとは期待できるかも。
まあ毎回こんなふうにはチェックはできやしないが、たまに見ると前回テレビで観た時との違いがはっきりわかりそうな気がする。
AppleTVもちょっとこんなふうに考えてみたらけっこう活用の幅が広がるかなと思った。次はフライをバイスに固定し、ジョーの部分を回転させてその動画を撮ってテレビにストリーミングしてみよう。
大画面でひとつのフライを多角的に見るとどうなるか、またアラがたくさんみえそうだ。
ところで前回の放流の時に水が浸入し、修理に出していた僕のデジカメが戻ってきた。
結果は修理不可能・DV端子ふたのふた部分に異物が挟まっていて、それが原因での水の浸入、ということだった。つまり無償交換はダメ、だった。
説明書にも起動時のメニューにもふた周囲に異物がないか確認せよと書かれていた。
実際にはデジカメは普通に動くようにはしてくれていた。でも基盤が腐食しているのでいつ動かなくなるかはわからない。
まあ使える限りは使うけど(^_^;
デジカメをダイレクトにつないでもテレビで見れますね。