その26  梅雨時の釣り師のタワゴト(2)
今年の冬はしっかり雪が降って冬らしい冬だったように、梅雨もその名にたがわない雨量に山も川も潤っているようです。
川で釣りをしている時に雨が降り出したら覚悟を決めてカッパを着て釣りを続けるのだけど、朝出掛けですでに降っているとさすがにくじけてしまう。まあ、今週はお休みしましょう、ってことでそのまままた二度寝などをするとこれがまた気持ちいい。
ところが目が覚めたら昼を過ぎていたりしてもう休みが終わりかけてたりして。
しっとりとそぼ降る雨の森の中。
梅雨時と言えばフライも水生昆虫から陸生パターンへの切り替え時期でもある。テレストリアル自体は梅雨入り前だって十分有効だろうけども、目の前をカゲロウが翔んでいたらどうしてもそっちのパターンを結んでしまうのも毛ばり釣り師の性(さが)でしょう。
それが本格的にテレストリアルへ移行するのには梅雨はちょうどいい節目になっているようです。朝からの雨で釣りに出掛けるのを思いとどまったら、陸生パターンでも巻いてみよう。
サカナの焦点(フォーカス)はあくまでマッチザハッチ?
しかし、そんな週末が何回も続くとさすがにだれてきます。そろそろ久しぶりに川へ行ってみようか?ってう気分になってきて、でもそんな時に限って週末の天気予報は傘マークが・・。

釣りに行かずに仕事にも出なでいると、結構ぽっかりと時間が空いてしまいます。この機会にいろいろと日ごろ出来ない事をすればいいんだけど、これがしないんだよね。
毛ばりくらいはいくつか巻いても、せいぜい30分が限度。写真を撮りに出掛けようにも天気が悪くて釣りに行っていないんだし。と言うよりも部屋にこもり癖がついてしまっていると言う方が正解か。
確かに午前中で何もしていなかったら、午後から何かするなんて不可能だ。それなら午後にようやく起き出したなんて論外ですね。
こうして何をする訳でもなく週末の時間が過ぎてしまうことは半年間のシーズン中にみなさんもなんどか経験がおありでしょう(?)
全ての時間が全開で充実していなきゃならないってことはないはず。だらだらごろごろの時間がないときっと疲れてしまう。まあ私の場合はごろごろが多すぎるようで、それは梅雨の天候のせいだけではないようで。
そろそろ後半戦のトリガーを引きましょうか。
この夕焼け! 明日は釣り日和か?
いや、仕事だ!!