その10 11月上旬・芸北町・釣り師達の覚醒 
さて放流後、腹もそれなりに落ち着いて食の欲望が満たされた釣り師達はだんだんおとなしく座ってられなくなってきたようだ。
禁漁になって二ヶ月ちょっと経ち、そろそろロッドを振る感覚が適度な時間を置いた事で新鮮に思えてきたらしく、みんなそれぞれにロッドを振り始めた。この日はScット社のロッドが揃えられていて、やっぱりねぇ、みんな好きなんだから自然の成り行きか。
一点を見つめる三人。虫がうずきだしてきたか?
フライフィッシングってぇのは釣りをしなくてもキャスティングだけである程度楽しめる釣りだ。
魚を釣らんでも時間がつぶせるんだから結構安上がりである。しかし、試し振りをしているうちにそのロッドが気に入ってしまって、お取り寄せなどをしてしまった日にゃぁ、本末転倒だぁなぁ。
などとリスクをはらんだキャスティングのゲームなども始まったようで・・・。
みんな注目のプレゼンテーション。
こちらはまだ待機中。
ポイント打ちゲームに参ずるゲロ太。
フライフィッシングをする人達はほかの釣りをする人と違って、実釣以外のところにもかなりの時間とパワーを割いている。
それはこの釣りの懐の深さと面白さの裏返しでもあるのだが、こんなオフシーズンのイベントとかで多くのフライフィッシャーが集まるとその傾向が如実に現れるのが見ていてもよくわかる。
みてちょーだい。この楽しそうな光景を。
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