その18  水辺の近況 「○田川河川敷編」
2003年のシーズン解禁まであとひと月となった2月初旬のある日、市内の川の河川敷に集まってなにやらやっている人々がおったとさ。
天気はいいけど、風が出たり陽が隠れたりしたらいっぺんに寒くなってそんな時に好き好んで何をやっているんでしょう?
って、仲間で集まってキャスティングをしたのです。朝一で市長選の投票を終え、そのあとのまさに絶好のキャスティング日和(?)じゃないですか、ねぇ。
河川敷にはまだたっぷり雪が残り、彼方の山には吹雪を知らせるもやがかかる。
河川敷へ降りる面々。みんな体がもこもこしてます。
珍しく私の写真を載せました。
正直言って私のキャスティングはかなりひどい状況だったようで、あれこれテコ入れをしてもらったが直りきらず、まだまだ修業が必要じゃ!!(でも自分のキャスティングの現状を認識できたのは収穫だった)
みんなロッドを振り出したらあんまり寒さも気にならなくなったようで、ラインがどうのこうの、ロッドやリールがどうのこうのと結構声も出ている。こういう時ってあんまり寒い暑いは気にならず、しかし一旦動きを止めたらいっぺんに寒くなるんだよね。
ロッドの調子を見るK本氏。 K氏とY本とのコラボレーションキャスト。
おのおのロッドを振るその先には当然解禁後の釣行が見えているはず。もうキャスティング練習もそんなに熱心にしなくなって久しいのだが、タイイング同様この時期でしかできないからこそ振るのだ(いやそんなことはないんだろうけど)。
それにしても振り出したらみんな止まらない。ロッドを取っかえ引っかえ振ってはあーだこーだと言ってみる。こういうのってこの釣りならではの光景で、なかなか「練習」っていうのはほかの釣りには見られない。ある釣り師は広場でキャスティングの練習中に通りがかりの人に「何が釣れるんですか?」と聞かれたらしい。
まだまだ振ります、振ります。 とうさん、おいてかないでっ!!
2003年の解禁まであとひと月。今回は水辺に集う人々の近況をお伝えしました(ん?伝えれてるか?)。
半年間の禁漁はあっという間で、でもきっと釣りシーズンもあれよあれよといううちに終わっちゃう。この釣りをする人達は大きく2分される一年の楽しみ方が上手なようで、だから楽しい時はすぐ過ぎる。
ありゃりゃ? 私も今年の5月で○○歳だよ! いったいいつの間にっ!!
丘の上の釣り師が気になるM川氏とゲロ太。その後ろには水ぬるむ○田川。