カテゴリー
・TOP ・釣乃記 ・F.F.雑感 ・キャンプの話 ・隣人の毛鉤机 ・このサイトについて リンク ・ささきつりぐ ・マエカワクラフト ・風炎窯 ・TET.K'S Anything and Everything ・一遊一釣 ・ホームページ五目釣り ・我が愛すべきお魚たち ・Evidenced Based Fishing ・フライの雑誌 最近の記事 ・2025年釣乃記 第十六話 ・F.F.雑感 其ノ六百六十六 ・2025年釣乃記 第十五話 ・F.F.雑感 其ノ六百六十五 ・F.F.雑感 其ノ六百六十四 ・2025年釣乃記 第十四話 ・2025年釣乃記 第十三話 ・2025年釣乃記 第十二話 ・2025年釣乃記 第十一話 ![]() ![]() |
2025 釣乃記
第拾陸話 枝豆と藪萱草とヤマメ
車まで戻り移動した。
途中見覚えのある車、KK君のだ。彼もこの川でがんばっているのか。
別の支流で少しやったが出ない。そろそろ上がろうかと思いなつつ投げたらドバッと出た! またしても合わない。良いサイズだった。 藪萱草の場所で僕はまた落胆した。道沿いのポイントはすっかり草と一緒に刈られていた。 少しだけ残った藪萱草を採り、これからあの暑い町へ帰るのかと、僕はさらに落胆しそうになるのを懸命に振り払った。 戻る 釣りTop 次へ 連日の猛暑日でもううんざりの夏だけど、楽しみくらいないとってことで、色々工夫している。山菜のピークを過ぎてからの晩酌のつまみにと、枝豆を用意した。少し前から豆苗もお浸しやナムルにして気に入ったのでそれも。それに好きな日本酒。どれもが地元産で美味しく頂いた。そして次渓流に行ったら藪萱草をと決めたから、楽しみが続く。
さらに渓流に行くということは、朝早ければ極上の涼しさが味わえる。前回の増水時の釣行は朝の渓流は16度!! 今回はそこまではいかなかったがそれでも21度。夢のような涼しさだ。 ただ、今時期に渓流に行くと厄介なのが目の前を飛び回って鬱陶しくて仕方がない何匹ものブトの類だ。目や耳に飛び込んできたりしたらもう釣りどころではない。快適さも損なわれる。虫除けもあまり効かない。 前の週にTさんとポルチーニ探索に行った時に防虫生地の帽子を初めて導入した。実際どれほどの効果があるだろうかと半信半疑だったが、あの猛威をふるっていたブトが一切寄って来ないという素晴らしい効果だった。洗濯すればだんだん効果は減っていくが、二十回洗濯で80%の効果とのことでこれなら十分。これで釣りの快適さが一段階上がる。あとは釣るだけだ。
夏の暑さに負けない、元気のいいヤマメさんでした (^^;)
ちょうど一年前の今頃、藪萱草と合歓木の花がわずかな期間だけ咲くタイミングで釣りをした。
その時に藪萱草が群生しているのを多くのオレンジ色の花が咲いていて知り、今年の春先には藪萱草の新芽を採って食べた。 釣友のTさんが自宅の近くで藪萱草の蕾を採って串焼きにして食べたと投稿で見たので、あの群生地ならたくさん採れる、と次渓流に行った時に採ろうと思った。 春からの山菜採りがひと段落して、その後ミズを採ったあとは山椒の実が最後だった。 藪萱草とその蕾。ちょっとだけ頂いて帰ります(*^^*)
涼しい風がすやすやへと誘う(^o^)
上流に向かってすぐにある小プール。前回は増水でフライを投げずパスした場所だ。
真ん中にポンと置くようにフライを投げるとボショっと地味に出た。合わすとグンっと重い。 (でかいのか?)僕は慌ててラインを手繰るが、ロッドがグーっと曲がり魚が走り回る。 ようやく寄せてキャッチ。元気のいいヤマメだ。目当てのポイントが反応なしでも、その先でいきなり釣れるとは。 僕は安堵しながらさらに先に向かいキャストしたらガバッと出た。 枝豆入りサッポロ塩ラーメン。食感がいい(*^^*)
地元産枝豆に日本酒と豆苗も地元産。涼やかな夏の晩酌です。
このフライに問題があったのか?
合わすが掛からず。あー、良い型だったかも。しかしこれはまだ居そうだし慎重にやろう。
しばらくは釣り上がっても反応はなかった。それでも減水しているから歩くのは楽だ。 中くらいのプールで派手にライズした。なんだなんだ? そこに投げるが出てこない。 その先の落ち込みの流れ出し、投げるとバシャっと出た。合わすが掛からず。なんでだ。 #11のピーコックパラシュート、ちょっとでかいのか。アピール度優先で結んでいるのだが。 川を見て僕は落胆した。でもここまで来たんだから釣りするしかないと気持ちをしっかり持った。
平日に山の方では夕立が結構あり、レーダーで見ても赤い色の雲がかかり、増水したら良くなる場所のあたりにもかなり降っていたから行ってみる気になった。 ところが来てみると平水かやや少ないくらいの水位。ごく短時間のゲリラ豪雨みたいなやつは水位に影響しないみたいだ。 増水で良くなるポイントは無反応だった。このまま上流に行くしかない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
朝は21度、あの暑い町とは別世界。
![]() ![]() |