2025 釣乃記
第弐話  逆戻りの渓へ
蕗味噌とヤブカンゾウの酢味噌和え。間違いなく春は来ている(*^^*)
ハラハラっと落ちてきた。
(雪?)細かな白い粒は雪とも雨ともつかない。はっきりしているのはとにかく寒いということだ。
鉛のような重い色合いの雲に覆われ、そこから地表に冷気が降りてきているような、そんな天気。
およそドライフライにヤマメが出てきそうにない。いや流してみないとわからない。
相反する二つの考えが交互に頭の中を駆け巡る。でもやっぱりこの日は来て失敗だったかも。
金曜日に雨が降った。寒の戻りの冷たい雨。夕方には雨は止み翌日の土曜日は降らない予報だったが影響は残るだろう。一日休めて日曜日に行くことも考えたが、やっぱり土曜日に行くことにした。
そこまでの雨量ではなかったし、行けばなんとかなるだろうと思えた。しかし川に着くとその寒々とした風景はなんともならないように見えた。先週の解禁日が暖かすぎたのかもしれない。三月はもっと寒いのが普通だったはず。この日がこの時期の本来の姿だろう。
三年ぶりに釣果のあった解禁だったが、ほかの人の快釣の話や投稿を目にし、欲と焦りが出た。先週よりももっと良いヤマメが釣れるのではと良い方に考えたが、現実は雨が降って気温も下がりヤマメも姿を消すという、事前の気候の変化からだいたい予想がつく状況そのものだった。
蕗味噌ホットサンド。過去作ったホットサンド史上最ウマ〜(^O^)
フキノトウとヤブカンゾウの新芽も収穫。
三月の釣りはこういうこともあると、半ば諦めかけて少し上流域に移動してやってみたら、呆気なく掛かったがすぐバレた。あー、残念と思いつつもう一度投げるとまた出た。今度はキャッチした。予想に反して上流の方が活性が高かった。

途中数個のフキノトウを採ったがまだ早いのか。季節が戻ったから尚更だろう。
春と冬がせめぎ合うこの時期、釣り人と山菜は翻弄されてばかりのようだ。



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少し陽がさすだけで暖かく感じるのは束の間(^^;)
寒々とした渓。
かろうじてボウズは免れました(>▽<:)。
先週の解禁日よりも少し水が増えていた。目当てのポイントに向かう道中の歩きがキツい。
目当てのポイントも水位は高いが、見るからに良さそうな雰囲気になっている。
ただシーズン初期なので、夏のように必ず増水気味の方が良いとは限らない。
そしてドライフライを流してもなんの変化も見られなかった。先週上向いていたヤマメも冷たい雨と冷気でまた引っ込んでしまったのだろうか。それとも一週間の間に抜かれたか。
また雪のようなみぞれのようなものが落ちてきた。あとで調べたが、釣りをしている時間帯の気温は6度が最高だった。
ただそれほど寒さは感じないでいれた。着込んでいてこの強い流れを遡行しているからだ。
先週くらいの気温だったら汗をかいていただろう。この日は渓歩きで動いてちょうどいい。

それにしても釣り人を見かけない。それらしき車も通らない。先週はあれほど多かったのに。みんな予報で判断したんだな。
期待のポイントが釣れなかったから、こうなったら前回釣った場所しかない。
当然だがそこも先週よりは増水していた。遡行がかなりしんどい。ポイントは開けた小プールだから多少の増水は大丈夫だ。
到着すると、見た感じはかなりイイ。水面に浮かべたドライフライにヌッと出てきそう。
しかし実際は沈黙が破られることはなかった。水の冷たさ、寒々しい風景。ヤマメの低活性は至極自然な成り行きのように思えた。
寒いから温かい昼飯が沁みる〜。
フキノトウ、まだ早いのか(〜_〜;)
寒さと流れのキツさは作用反作用の関係にあるようで(^^;)