F.F.雑感
其ノ七百八  遅れてきた渓流ロス
禁漁前に釣具屋でずいぶん久しぶりに渓流フライ用のフライボックスを買った。そのメーカーの30周年記念カラーのやつだった。使う間もなく禁漁になったのでこれも使うのは来季持ち越しだが、本来なら禁漁期間に巻いて空のフライボックスを少しづつ埋めていくものだ。せめて年明けからは巻き始めてフライボックスに入れていきたい。
フライを始めて間も無い頃は、禁漁になったらすぐに来季に向けてタイイングをしていた。今では考えられないことだが、以前はタイイングにも面白さ楽しさを感じて(今でもあるにはあるが)、熱が入っていた。そして翌年の解禁が待ち遠しくて仕方なかった。
実際に当時は良い釣り場が今よりもあったように思う。今だと葦に覆われて釣りができなくなった場所もまだ十分ロッドを振れる川だったりしていた。
そうなると、フラットの集まりの時のTSさんの言った、環境の変化で釣れにくくなったヤマメに対する気持ちのトーンダウンは深刻だ。
禁漁前に買った限定のフライボックス。まだ中身は0(^^;)
ヤマメの手拭い。こんなものにでも渓流の気配を感じる。
もう少し涼しくなったらキノコやタナゴに行くことになるだろう。
その前にフラットにも決着をつけたい。
一本は観たがこれから観たい映画が続け様に公開されるので、そちらも忙しい。
ひやおろしの時期でもあるから、つまみを作るのにも色々工夫して、などなど。
今週末は禁漁のもの思いがよぎったが、なんだ、すぐにそういうことを考える暇もなくなるほどの楽しみがいくつも待っているじゃないか。
九月に入って三週間、無論渓流は禁漁になっている。
禁漁になってすぐにタナゴに行ったり仲間とフラットに集合したりと、間髪入れずに出掛けていたから、あまり禁漁になった後の余韻を感じる暇はなかった。
この週末は潮と天気が微妙で、フラット集合の時に釣れなかったリベンジという気にはなれず、のんびり過ごすことにした。
改めて今年の渓流を思い起こすと終わり良ければ・・・の法則が成立させることができず、でもそれも釣りと自分で納得していた。
会社の九州物産展でから揚げ漬け込みキット購入。早速作り・・・うまっ!
それがあるから解禁前にワクワクしながら巻く気持ちが湧いてくるかどうか、微妙なところだ。
来年はどうか良い釣りができますように。苦しい時の神頼み、祈るしかない。
それなら御百度参り的な願掛けの意味も込めて、禁漁期間中に新しいフライボックスを全部埋めるというのはどうだろう? あ、いやできないことは考えないほうがいいか。埋めたら良い釣りができる保証なんて無いんだから。
何よりも何本巻けばフライボックスが埋まるんだ?
週末のんびりしていると、渓流が禁漁になったことをことさらはっきり自覚するようになった。
渓流のフライを巻かなくなってから、急に気が向いてタイイングデスクを片付けた。
何年も机の上にばらけて置きっぱなしだったフックのケースを、百均で買った小さい引き出しの小物入れに納め、三つのツールスタンドにツール類を立てて整理した。
こうなると巻きたくなるのだが、今は巻くとしてもチヌ用のカニフライだ。渓流用フックを整理した効果を実感するのは来年だな。
頑張って片付けたタイイングデスク。写真に撮るとあまり変わらない(^^;)