2026 釣乃記
第拾壱話  スクールとゴギとお好み焼き
場所を移動、深く谿に入る気はない。またすぐ降りれるポイント。そこでなんとかまあまあのゴギを釣った。
ようやくこの日のあともうひとつの目的、スクールで食べ損なったお好み焼きの店へ向かった。
山里の店だが市内に負けないうまさで評判だと聞きKくんにも伝えていた。彼も楽しみにしている。
そしてそのお好み焼き、少しピリ辛のオリジナルソース、パリパリの麺、ジューシーなキャベツ、大満足のおいしさだった。
佐藤さん、来年はコレ、絶対食べるべきです。
佐藤さんのデモや実釣指導ではアマゴは釣れず、指導だけで進行していく。一旦川から上がり昼食を取ることに。そこでも楽しく話がはずむ。昼食は最初この辺りにある店のお好み焼きにする予定だったが、運悪くこの日は臨時休業。弁当に変わった。
弁当を食べている時、佐藤さんから以前から変わったことはあるかと聞かれた。以前と言うのは30年以上前に佐藤さんがフライ専用区間の設置を取材に広島に来られた時のことだ。当時の取材はフライフィッシャー誌に掲載され僕の姿も載った。
あれから川を取り巻く自然は大きく変わった。春先によく行っていた川の源流の山の木が伐採され、雨で土砂が出るようになり川が埋まってしまった話をした。佐藤さんも知っている川だ。

昼食後の実釣。僕が最初にやることに。 「バシッと言わせてください」と佐藤さん。そんな重責を僕に担わせるの(^^;)
流れの流心、沈み石のある辺りを流すと、ヌッと出た! 合わすが掛からず。「今のでかい!」と佐藤さんが叫ぶ。あー、今のを釣っていれば。フライを変えてみたが、もう一度出ることはなかった。
でかい! だがこのあと・・・(>▽<;)
少し前に県北部で行われたフライフィッシャーの佐藤成史さんのスクールに行ってきた。
去年の秋、同じエリアであったイベントで来られて、その時も参加したのだが、スクールは初めてだった。
ほかの方のスクールは参加した事はあるが、佐藤さんのは内容が異なり、最初に使っているフライやタックルの紹介から始まった。
佐藤さんはとにかく楽しそうに釣るのがいい。今回も同じで実釣指導になってからもアマゴの反応に楽しそうな声が上がる。
山里の小さな店でこのクオリティ。また食べにきます(^o^;)
釣りもなんとかゴギの顔を見ることができて。
結局チビアマゴを釣って交代。次の人がやや良いアマゴを釣った。
そして女性の方の番。ちょうど良いタイミングで好ポイント。投げると出た! 「これはでかい!」っと佐藤さんの声が聞こえた。
女性がロッドを上げ魚体が見えた。佐藤さんがネットを差し出したその直後、なんとバレた。
あそこまで寄せておいてのまさかのバラし。参加者全員の悲痛の声が上がった。まあ釣りはこんなこともある。
次の人が良い型を釣った。これでようやく楽しみの講習が始まる。
これが件のお好み焼き屋さん。
デモで釣る佐藤さん。みんなその一挙手一投足に注目(^o^)
Kくん、精力的に山菜を採ってます(*^^*) 
ミズの地下茎とワラビ。あともうひとつ、それだけあれば山に出かける動機付けには十分だ。
僕はそう思うがKくんはというと全く問題なく行く気満々だった。ミズは道に生えている、あまり採ろうと思わないやつを地下茎ごと頂き、ワラビは一度出た場所に二番芽が出ていたのを収穫。
木イチゴも採って満足。そして僕はウェーダーをはかずさっと入れるポイントでゴギを狙った。
ところが1級ポイントで全く出ない。去年は結構釣れた場所だが、抜かれているっぽい。
ほかの方のスクールにない、佐藤さんならではの講習、それが釣魚の撮影レクチャーだった。
本やネットで公開されている佐藤さんの釣魚の写真の見事さは誰もが認めるところだが、果たしてどうやって撮っているのか?
そしてその様子を見ると、撮影場所の選定に始まり、流れに対しての魚体を置く向きや魚体を完全に沈めるなど、細やかな準備と釣魚への気遣いに、ここまでやるのかと驚かされた。
何より佐藤さんが釣魚を扱うと見事に大人しくなる。これは愛だ。
佐藤さんが扱うと、アマゴが暴れない。安心しきっているようだ。