F.F.雑感
其ノ六百四十四  シメジが食べたい  
そしてこの週末、土曜は雨で日曜日にTさんTSさんと山へ向かった。ようやく山は秋めいてきていて、風がひんやりと感じた。
コウタケの山へ。三度目の正直なるか?  そこで僕は鮮やかな紫色のキノコを見つけた。
ムラサキアブラシメジモドキという食用のキノコだった。ちょうど出る時期らしくあちこちにある。
結構な量を収穫できた。
そのあと、Tさんがついに今年初のコウタケを見つけた。
Tさん、やっぱりキノコの目をしているな〜。 
帰って早速ウラベニホテイシメジとシャカシメジをホイル包み焼きにした。Tさんに分けていただいたのだ。
ウラベニは独特の苦味があって、それがダメな人もいるらしい。Tさんは好きな味らしいが僕がどうかと言っていた。食べてみると確かに苦味がある。でもこれは旨みのある苦味に感じた。うまい。これは僕も好きなやつだ。シャキシャキの食感もいい。同様の食感のシャカシメジも旨みがあってうまい。
ハツタケは軽く塩胡椒をして、炒めてからご飯に混ぜる。噛むとハツタケから旨みがジュワッと出てこれもうまい。アミタケは湯通ししてその湯に粉末のうどんスープを入れて、うどんとアミタケを入れる。アミタケうどんという感じだが、出汁がよく出ていてこれもいい。
数日に分けて四種のキノコを味わったが、やはりウラベニホテイシメジの苦味が特によかった。

そのキノコ採りの翌々日、TさんとTSさんは祭日の休みでバイクでまた山に行った。僕はまたしても仕事だった。
そしてハタケシメジを採ったと投稿があった。そうかー、ついに採れたか。しかも新規ポイントらしいので、それも収穫だ。ハタケシメジは毎年同じ場所に生える。
ムラサキアブラシメジモドキ。色は強烈だがうまいそうです(*^^*)
木にはえるナラタケ。ちょっと老菌でした(^^;)
その後場所を変えて、アミタケとハツタケを収穫できた。固まって生えているので、Tさん達が一度見つけたらその周辺で僕も見つけることができた。
林道を歩く道すがら、道路脇に眼を凝らす。目的はハタケシメジだ。去年いくつか採って食べて好きになったキノコだ。
何でもない道路脇に生えていたりするから、油断できない。しかしこの日は見つけることはできなかった。
だが、Tさんがウラベニホテイシメジとシャカシメジを見つけていた。
熊笹の茂る林間を進むTさんとTSさん。見失いそう〜(^^;)
ほかにもナラタケやアミタケが採れ、三回目にしてかなりの収穫になった。
「アミタケは最初の頃は採れたら嬉しかったが、最近はまたアミタケか〜って感じだからね」とTSさんが笑いながら言った。人はだんだん贅沢になる。
Tさんが声を上げた。行ってみるとハタケシメジが生えている。この日本当にお目にかかれるとは。思わなかった。 僕がハタケハタケと言っていたので、Tさんが良かったねと言ってくれた。
夜のビールのつまみが楽しみだ。
ハツタケを塩胡椒で炒めて、混ぜご飯。
上側がウラベニホテイシメジ。これは自分でもぜひ採りたい。
ウラベニとシャカシメジのホイル包み焼き。 
キノコ採り1回目はまだ出ている種類が少なく、チチタケのみの収穫で終わった。
そして先週、2回目のキノコ採りにTさんTSさんと行ったのだが、山の様子はまだ秋らしさには程遠かった。
赤く色づいた木はほとんどなくて、緑が鬱蒼と茂る夏の山の様子で、前回とあまり変化がみられない。
去年はすでに採っていたコウタケを目指してまた同じ山に入ったのだが、やはり一つも見つからなかった。
コウタケが採れたなら僕の次の目的はやっぱりハタケシメジだ。
前回ウラベニホテイシメジは食べることができたので、僕が行かなかった日に採れたハタケがやっぱり食べたい。去年は食べたが、うまかった。
総じてシメジ系はうまい。もちろん毒のある種類もあるから気をつけなければならない。

場所を移動し、次の山へ。そこでもムラサキアブラシメジモドキを見つけた。二箇所でかなりの量が採れた。
そしてついに。次は自分で見つけたい(*^^*)