気持ちよい緑の光に包まれて、ブヨを追い払いながら・・(^_^;
さやさやと風が気持ちいい。気温は夏日に近いくらいにはいってそうだ。
ブヨだけでなくカゲロウやカワゲラも動き出している。飛翔が目に付き始めた。
徐々にフライへの反応も増えてきて、良い時間帯になってきたようだ。

思えばここのところ季節感のズレが気になっていたが、どうやらやっと修正できたかな?
この日は川もヤマメも僕も健全でタイミングも合っていたようだ。
2014 釣乃記
第八話 黄緑色が魅了する
モンカゲロウさん、僕の釣りを見学中?σ(^_^;)
やー、新緑がきれいだな〜(´∇`)b
二度目でも出てくれてありがとうヤマメさん。
この季節、紫外線も強烈。UVケアしなくちゃ〜(>_<)
GWなのでいくらでも釣りに行けると思っていたがさにあらず。
連休のあちこちの渋滞や混雑、墓参りやらなにやら、平日はうかつに高速に乗ったらその料金の高さにびっくり。
とまあ、あれこれあってそうそうは行けない。
しかしようやく良い気候にもなってきたのだし、もたもたしてたらすぐに梅雨がやってくる。
やっぱり行っちゃおう。僕は取り急ぎバッグに荷物を詰め込んだ。
忘れ物は・・釣り始めたらわかるだろうσ(^_^;)
コシアブラと葉ワサビ入りマルちゃん正麺、絶品。
釣りを中断し、山中へ。
コシアブラがちょうどいい感じになっていた。ちょっとだけ摘ませてもらい、また川へ。
陽の射す角度が変わったのか、川筋が木の葉を透過した光で新緑の色にまみれているように見えた。
きっと今が一番いい季節だなー。暑くもなく寒くもなく、と思っていたら目の前をブヨが飛び始めた。もうこいつらが出る季節でもあるのか。
目の前でパンパンっとやったが無駄なので虫よけスプレーを出す。
広い里川の釣りから少し谷へもぐり込む釣りへと変化するのがこの時期からだ。
小さい支流でロッドを振り始めた。すぐに一匹掛かったがぽろっと外れてしまった。
スレてなくていい感じ。魚影も濃そうだ。僕はポイントを1、2回流しては次へと移動していった。

ちょっと手ごわそうな流れ。ふたつの筋が混じって流れている。
一投で出たが空振り。まだイケる。
フライを変えてもう一投、出た。
キュウシュウジカウィングで半沈み、コレが効く。
今年もコシアブラ、ちょっとだけいただきました。
きりのいい所まで釣り上がったので、昼食にした。
採ったばかりのコシアブラをラーメンに入れる贅沢。周りの風景も胃の中も新緑でいっぱいになった。至福だなあ。

午後の釣り開始。いきなり続けて良型ヒット。いいリズムが戻ってきた。
不意に目の前をカゲロウが横切った。モンカゲロウだ。
モンカゲロウも新緑に染まってなのか、ほんのり黄緑色に見えた。
新緑シアター特等席でまったりと。