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其ノ四百六十一 睦月の釣り事情 |
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「食べられる魚、釣ってこいって言われたので」とその彼はバスロッドを携えて帰っていった。
きっとバスならランカーサイズを釣るんだろうけど、海では勝手が違ったようだ。お疲れさま。
僕のほうもパッとしない。朝着いてすぐにこの防波堤のスレスレのところを漁船が網を引いた。あれはないよな〜。
明け方の雨は釣り始めの頃には止んでいた。 |
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怒りの背びれを立てたメバル様(^^;) |
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漁船の影響がどれほどあるのか? 釣れないことはないが、フライをくわえるのは全てかわいいメバルばかりだった。
秋口にはアジが釣れていたこの防波堤も、年末以降その姿が見れなくなった。居着きだと思ってたのに。
親子連れがやってきて、微妙に僕に近い場所で釣り始めた。子供は小さい女の子だ。僕はそれを機に引き上げることにした。
バスロッドの彼はあれから釣れたかなあ。 |
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チビメバル様は途切れる事なく釣れるのだが。 |
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永谷園カップ茶漬けとカップヌードルリフィル。 |
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そして翌週はカレーメシと和ラー(*^^*) |
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市内から近めの島へ行ったその翌週、七つの橋の島へ向かった。
大潮で満潮が9時過ぎ、上げ七分を狙うため、僕はまだ暗いうちに家を出た。釣り場に着いた時は十分明るくなった頃だった。
「漁船がおらんね。」と同じ防波堤の釣り師に声をかけられた。
「なんかあるんでしょうかね?」
「彼らはプロじゃからね」
確かに。安心はできんな。 |
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控えめな朝焼けはこの季節らしい。 |
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上げ潮の激しい潮流が始まった。潮流の向きを間違えないように潮下へキャスト。
この日は大潮の一日目、さっきの釣り師は二日後がいいんだろうと言っていた。
大潮も一日目より三日目がいいのだろうか。今まで意識した事はなかった。
過去の大潮の時と比べると思ったほどアタリがない。フライを頻繁に変えてみたが、目立った効果は見られない。
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昼になり満潮も過ぎ、釣れなくなりました〜(^^;) |
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リトリーブする感触が変わった。これは潮流の向きが変わろうとするサインだ。
向きの変わりばなはメバルの活性が変わる時だ。
潮流の向きを見極め、キャスト。引くとすぐにアタリがあった。強い引き、じわじわ手繰っていると動かなくなった。防波堤下部のえぐれに潜り込まれた。
強く引いても沖側にロッドを倒しても全く動かない。やってしまったか。 |
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ヒヤヒヤものの取り込み劇のメバル様。 |
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結局満潮を過ぎてからは、満足のいく釣りはできなかった。港も3ヶ所巡ったがチビメバルばかりだった。
もぐもぐタイムを済ませたら、猛烈に眠たくなった。
漁船の話しをした港でえぐれに潜り込まれたメバル。逆方向にロッドをいなすと引っ張り出せた。よくティペットが切れなかったな。
そんなことを思い出しながら、僕はいつの間にかぐっすり眠ってしまっていた。 |
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朝早かったし、満腹だし、そりゃ寝るでしょ!! |
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