F.F.雑感
其ノ六百八十九  降るほどに、巻くほどに
またまたJPCZ襲来。土曜日はそうでもなかったが、日曜日は朝から雪がちらつく。
こりゃあまたタイイングするしかないなと週末に突入する前から考えていた。
土曜日は映画を観に行ったりなんだりと、巻かずじまいだったので日曜日こそはと気合いを入れる。前回、ドライフライから巻き始めたが、この週末も引き続きドライを巻こう。
バリエーションを広げたいから、今回は気持ち半沈みになるパターンを巻いてみることにした。
続いて縦巻きハックルのダウンウィングのダンパターンを巻くことにした。縦巻きのハックルはキャスティングしているとフライがスピンしティペットがチリチリになりやすいから敬遠していたが、スタンダードパターンには不思議と魚を誘う力がある。ティペットはゆっくりの少なめフォルスキャストでなんとかなるだろう。
引き出しを探して一番最近に買ったハックルを取り出した。最近と言っても3、4年前だったはず。グレードが#1のダークグレイダンといういかにも釣れそうな名前(!?)と色のやつだ。以前はこういうのを結構買ったりしていたんだな。
もはや僕が釣り人生を終えるまでなら使い切れないくらいのハックルが手元にあるから、もう買い足す必要はない。値段も今はかなり高くなっているだろうからどのみち手が出ない。いくら絶妙の良い色のハックルを目にしたって・・・たぶん。
すっかり冬の様相だがこのあと晴れてまた降って。
控え目な半沈みがいい感じと自画自賛。
朝降った雪は午前中の陽射しですぐに溶け、午後また降り始めた。ウッドデッキの囲いの上部は軽く10cmは積もった。
この週末の手前が立春だった。解禁まであと三週間だしフライも何本か巻いたが、それが雪で覆われて包み隠されたような気がする。
こうなったら降り積もった雪を追いやってしまえるくらい、もっとフライを巻こう。
タイイングが春を呼び、また降る雪がそれを押し戻す。
春が近づいたり遠のいたりしていた。
去年、いやおととしだったか、新製品のフックが出たのでサイズをそろえて買ったのだが、あまり使っていない。
ゆるくカーブしたシャンクなので半沈みに合いそうだ。やはりパラシュートになるが、ポストの角度とテール材を変えると半沈みの機能を加えられる。
巻いてみると見た目は前回巻いたストレートシャンクのフックのパラシュートとあまり変わらない。でもカーブのボディに柔らかく水に馴染みやすいテールで微妙な半沈みを表現できそうだ。
平日だったら都市機能が麻痺するほどの降りようでした(>▽<;)
そのダークグレイダンで巻いてみると、やはり素晴らしくいい。グレーともダンとも言える色合いで気持ち透き通っている。
ヤマメにしてみたらフライを見つけて食いつくまで一瞬だろうけど、その一瞬の印象がヤマメに食おうと判断させるに足りるものでないといけない。
この色はそこに大きく貢献すると、巻いていてそう思わせてくれる。
このハックルで久しぶりに巻いたが、良いハックルはタイイングの意欲も引っ張り出してくれる。
ダークグレイダンのフライ。ハックル下側は現場でカットしよう。