F.F.雑感
其ノ六百九十  まるで春のような島
これだけ連続でアタリがあるなら、良いサイズのメバルが居れば食ってきそうなものだが、変わらずチビばかり。
ということは良いサイズのメバルはもうここには居ないということだろう。

時刻を見ようと胸ポケットからスマホを取り出すと、生地を通過した汗で細かな水滴が付いていた。
いつの間にやらすっかりポカポカ陽気だ。
晴れ渡った島の港は遠くの景色がまるで春のように霞んでいた。
島の朝まづめ狙い、今年三回目。小潮の満潮八時半だから朝まづめ前後の潮は上げで悪くない。四時前に起きて出発。気温は三度。風はほぼ無風の予報だから着込んでおけば寒さは大丈夫だろう。手のかじかみだけは避けようがないけど。
先週、三回目のJPCZ。またしても僕の住む地域では珍しい積雪があった。翌日の出社時にはまだ道に雪があり、慎重に通勤した。家の周りの蝋梅や梅が花を咲かせていて、春と冬が混在している。タイイングをして渓流解禁を強く意識したが、朝まづめのメバルの引きをまた味わいたい。そう思ってつらい早起きと暗いうちの島までのドライブを実行した。
この日も目当ての港の場所は空いていた。車はあったので誰か防波堤の先端のあたりでやっているのかも知れない。行く先々で場所を取られていたこともあったのに、いない時にはいないものだ。
まだ暗いけど、待ち切れなくて。
朝靄の港。明るくなる速度が加速する。
防波堤上に引き上げるのにロッドが曲がりすぎてひと苦労、ということはなく、でも良いメバルだ。
気がつくと東の空が明るくなり始めていた。こうなるとあとは早い。みるみる明るくなっていく。
蓄光フライに反応がないまま時間が過ぎたので、#24のプランクトンパターンに変えた。
すると早速来たが、チビメバルだった。しかしフライサイズを落とすと反応が良くなる。
さらに攻めるが、それから連続バイトが始まった。かかると全てチビメバル。活性は高い。
ゴボっと音がした。なんだろう?いや魚に違いないのだが、どのあたりだ?
港の内側の船溜まりのキャスト出来そうなスペースに投げた。そんなにカウントせずにリトリーブ。来ない。蓄光のフライだし外灯の光で照らされている場所だから、来ても良さそうだが、来ない。
しばらく内側を攻めてみたが一度のアタリもなかった。まだ東の空は漆黒の闇。薄っすら明るくなるまであと三十分はかかるだろう。
待てないよな、やっぱり。僕は蓄光フライにライトを当て直した。
結局この日はこのメバルがこの辺りの主だったのか?
沖縄そばコンビニゆで卵&豚角煮入り(^o^)。
ドスンっ! ググーって頭の中ではすごい引きなのに、なかなかそれが実現しない。
何度か投げては手繰り寄せを繰り返す。外灯のポイントから少し離れこの場所の一番のポイント、沈み石積みの角のあたりに投げた。
10カウントでリトリーブ開始。来ない。どうしたメバル? フライが見えるところまで引くと、その下で魚影が翻った。

恒例の昼飯の場所。誰もいないが僕がラーメンを煮ていると大抵車が上がってくる。
もぐもぐ場所からの島の海峡の眺望。
朝の冷え込みはどこへやら。ウグイスも鳴いてました(^^;)




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いつものもぐもぐ場所。気持ちよく晴れてます。 
朝まづめのメバルの後にこの海峡を見渡せる場所で昼(九時過ぎ)飯を食べるのも何回目だろう。
猫は来たり来なかったりだが、とにかく景色が素晴らしく気持ちいい場所だ。
僕はメバルの時しか来ないが、桜の木が多いので花見シーズンは混み合うだろう。
朝が早かったので食べたら寝る、も恒例になっている。

フライをピックアップする寸前にメバルが食いついた。いい引きだが前回や初釣りの時程ではない。
防波堤の外側、防波堤沿いをカサゴを狙って探ってみた。何度か引っ張るとククッときた。
やや小ぶりのカサゴ。蓄光のフライを見逃さなかったようだ。
まだ東の空は明るくならない。気づくとライトの光がこちらに近づいてきていた。二人の釣り人だ。挨拶を交わし二人は先へ行った。

(そろそろやってみるか)僕は防波堤沿いから正面へ狙いを変えてキャストした。
メバルが離れた場所にいても蓄光のフライを見つけてくれるはず。
初釣りと同じく暗いうちの最初はカサゴさん(^^;)