F.F.雑感
其ノ六百八十五  雪降りて、春遠く
冬型の気圧配置、この冬一番強い寒気、ニュースで繰り返し言っている。
この週末は土曜日は暖かめだったが、日曜日の朝に僕の住む町でも雪が降り始めた。
南部の平地でも降るくらいだから北部の山間部は言わずもがな。ライブカメラで見てみると、去年雪の残る中でキノコ採りに行った時よりもかなり積雪が多い。
去年も渓流の解禁前に結構降って三月の釣りは厳しいものになった。今年もそんなふうになるんだろうか?
正月二日から三日にかけてもかなり降った。三日は歩いて初詣に出かけたが、薄っすら雪景色の初詣は新鮮だった。
そのあと六日には僕の住むエリアでも震度4を記録する地震があり、これはかなり肝を冷やした。二度の横揺れは気持ち悪いものだった。二年前の元旦の能登の地震のこともあるし、なんだか落ち着かない今年の始まり。

それでもあと二ヶ月もしないうちに解禁になるのだが、釣り仲間との話の中で、今年はどこの遊魚券を買おうか、という話題になった。これはかなり悩ましい。
本流、支流、春先、初夏。場所や時期で入る川は変わるが、それぞれの川が今までのようには釣れなくなってきている。二年連続尺上を釣ったのは三年前と四年前だ。それぞれのポイントはもう全く釣れなくなってしまった。
悪くなるばっかりではなく、ぐるっと一周回って良くなった、というポイントは・・・心当たりがないなあ。
今年二度目の雪。冬らしいといえばそうなんだが。
正月に降った時は寒々としていた。
なんか釣れないと決めつけているきらいがあるが、心のどこかで以前のポイントが復活しているかも、という期待ももちろんある。
自然相手のことだし、結局は行ってみないとわからない。でなきゃ時間かけて出向く甲斐がない。
年明けに思った、健康あっての行動の意欲、というのとは別に、川が期待できるかどうか、というのも大いに意欲に影響する。
自分を奮起させようと色々と考えるが、今年はどうなるだろう。
窓の外に目をやると、また雪がちらつき始めていた。
去年の秋、「魚たちと未来をつなぐ日」というイベントに参加して、中村智幸さんや佐藤成史さんの講義を聴いて知った、稚魚放流の効果がさほど無いという事実。僕の行くエリアの漁協はずっと放流をやっていただろうけど、それでも釣れていたのは受け皿の川の環境がまだなんとか保たれていたからだろう。
それが温暖化や夏の猛暑、水源の山の木の伐採など、環境が悪化し放流の効果の無さが表面化した、とそんなところだろうか。なんだか希望のない話だ。
積もるほどではないが、今回も結構降りました。
毎年解禁後最初の釣行で行っていたポイントも土砂の流入で潰れたし、今年はどこから始めるかを全く決められていない。

去年も苦しい始まりだったが、山菜を採るのにだいぶ比重が傾いていたので、それで釣りの不調は幾分紛れた。
今年も山菜は採るつもりでいる。最初っから逃げ道を用意しているみたいでナンだけど、釣れずに冴えないだけの休日も辛いものがあるから、せめてもの慰めにはなるだろう。
正月の柿と降雪(^O^)