其ノ三百十七  本流への胎動
ブラウンマラード&ヘロン。スロートハックルはこれくらいでもすぐ水に馴染む。
なんだかちょっとヘンだな?
気持ちがざわめくこの感じ、何年もくすぶっていたものが再燃してきたような。

本流の釣りに気持ちが向くのは何年かのサイクルを経てやってくる。
前回は・・・、例によって忘備録としているこのHPを見てみると、・・11年前!?
これはまたずいぶんと時間が空いたものだ。
春の里川、夏の渓流、そんなスタイルが11年。
その釣りをするのに半年間の漁期では足りないくらいだった。
しかし漁期に本流の釣りを取り込むとなると、ますます時間が足りなくなるではないか。
そうは言っても本気で本流をやりたかったなら11年も空かずに再開していたはずだ。
どこか本流の釣りから目を背けて逃げていたような、そういう気持ちが自分の中にあったと言えばあった。
自分を駆り立てるものが、あるんだな・・、きっとσ(^_^;)
本流の釣りの難易度とそれに挑むことに惹かれる気持ち、相反する感情は僕を揺り動かしつつ押し込めもしていた。
ところがここ数年、僕の周囲で本流の釣りを活発にする仲間を見ていると徐々にその気持ちを押さえられなくなってきた。積もり重なってきたそんな気持ちが今年になって僕の重い腰を上げさせたと、どうやらそういうことのようだ。
とは言え僕のことだからそのうちまた尻込みしかねない。そうなる前にいっぺんは行っておかないと。行けばそれが呼び水となってエンジンもかかるような気がしていた。
11年前に比べると今の川の状況は芳しくないと聞く。
だいたい鮎が不調なのだからほかの魚だって調子がいいとは考えにくい。
それでも今年何本かの本命は上がっているとも聞くし、やる人は結果を出している訳だ。
梅雨も思ったほど降雨はまだない。一度降って増えて減ってを経過した方がありがたいのだが、それを待つ訳にもいかず。
うん、なんだかぐずぐず考えているな。もう言い訳できないよ、自分!?(`o´)
所用のついでに川視察。う〜ん、やっぱり本流広いな大きいな(^_^;