其ノ四百八十七  寒々とした睦月の熱
暖冬暖冬と言われているが、いや・・・、確かに暖冬のようだ。僕の住む市内ではこの冬は降雪が観測されていない。北部の積雪も数cmあった時もあるが、今日見ると0cmになっていた。
釣りに行く度に好天に恵まれて、暖かさは実感している。しかし今日は家にいて、普通に寒い。こんな日はゆっくりするに限るので、また例によって部屋に篭り食べたり飲んだり読んだりを繰り返している。
出掛けない休日の変わり映えのしない昼飯の様子(^^;)
繁忙期の1月だが、その息抜きになるような絶妙のタイミングで釣り仲間のTさんから新年会のお誘いを頂いた。参加メンバーはみんな広島のコアなフライマンばかりだった。なんとなく知っていても会った事のない人やすっかりお馴染の人もいて、たくさんいろんな話しも聞けた。
ここ数年、飲み会と言えば会社関係かそれ以外のいくつかで、釣り仲間と飲みながら食べながら釣りの話しをするのは久しぶりで、なんだか逆に新鮮だった。見事に釣りの話ばかり(当たり前か?(^^;))が延々続くので、僕がもし釣りをしていなかったらどんな日々を過ごしていたのだろうと、考えられないようなあり得ないようなことも考えたりした。
人生初(じゃないかも)スッポン鍋。 極上の食感。またぜひ食べに行きたいです。
不調が続く七つの橋の島のメバル。ピリッとした寒さではなく今時期らしくないことが影響しているのか。長くやっていれば不調の年だってあろうと思うのだが、頭では納得していても気持ちが納得していない。
そしてこのピリッとした寒さでないことは、僕自身が中途半端に寒さに備え切れていない状態のようにも思える。備え切れない体調だとたいした寒さでなくても堪える気がする。なんとなくだが海中のメバルもそんなようなことがあって調子が狂っているのではないだろうか。冬も正しく冬であって欲しい。
年が変わって二週間ちょっとだが、ここまではなんだか長く感じた。
二度の釣りは満足できるものではなく、仕事でもバタバタしている。うまくいかないから長く感じるのかもしれないが、新年会でちょっと流れが変わった気がする。
仲間と話しをし楽しく時間を過ごしたのが良かったのか、はたまたスッポンが良かったのか?
微妙に寒い時期に体の内側から熱くなるのを感じた。
今年初の風炎窯KOTATARA鍋無水蒸し焼き。熱量を注入します。