F.F.雑感
其ノ六百七十七  しばし、コウタケ三昧
もちろん僕もコウタケを頂いた。
コウタケのスパゲッティはベーコンとコウタケを一緒に炒め、そこにパスタを投入。それぞれの旨みが混ざり合ってうまい。
炊き込みご飯はコウタケと油揚げと鶏肉を入れ、具沢山でこれも旨みが浸透し極上。メスティンだと失敗がない。
天日干しのコウタケはまだ少し残っている。どうやって食べよう。

このあと雪が降る前の最後の収穫が待っている。冬もすぐそこまできている。
先週のイベントの帰りに道の駅に寄ると、コウタケが売られていた。少し老菌気味だったが天日干しすればイケそうなやつだった。これはひょっとして前回のキノコ採りの時に出会ったプロっぽいキノコ採りの人が卸したものかもしれない。当然良いやつから売れていったのだろう。残っていたものよりは僕たちが採ったコウタケの方がずっと良い状態のものだった。僕たちのやつが店頭に並んだら一体いくらの値がつくんだろう? コウタケで稼ぐ気はさらさらないが、いくらの価値のものを採って食べているのか、ちょっと知りたい気もしないではない。
去年は近所のスーパーにも岩手産のコウタケがあったようで、それは同じ人が全部買って帰ったらしい。いくらで売っていたかはわからないが、知ってる人は知っていて買っていくんだな。
僕は三年前にキノコ採りを始めるまでは、コウタケの存在はなんとなく名前は聞いたことがあったが、食したことなんてあるわけなく、見た目もこんなだとは全く知らなかった。それが今ではコウタケ眼とでも言うべき観察眼で山の斜面を探し回っているという、以前からは想像もつかないことをしている。
そしてメイン、コウタケ炊き込みご飯(*^^*)
コウタケ、ベーコンスパゲッティ。コクのある旨み〜。
去年不作だったコウタケが今年は採れた。おととしが凄すぎたのでそこまではいかないまでも、個人が楽しむには十分の量だ。
コウタケを味わうのはなかなかに難しく、アク抜きすれば旨みも逃げる。加熱しすぎても消える。
やはり王道の炊き込みご飯か、スパゲッティがいい。
すでにスパゲッティは一度作り、今回は天ぷらもやってみた。天ぷらは悪くはなかったが、採った日にすぐにやったので、旨み凝縮の天日干しほどの味は感じられなかった。
今回は天日干ししたコウタケを会社の後輩にも分けた。一人はおととしも分けた人で、もう一人は初。しかし彼はキノコ好きですごくうまかったと言っていた。コウタケは調理方法もだが実際に味わった感想も千差万別で、受け止め方も食べた人の数だけあるという感じだ。
ただ、おととしも分けた人は、炊き込みご飯にして家族で食べたそうだが、普段少食な子供がおかわりをしたという。これはつまりそういうことなんだなと、あげて良かったと思った。
道の駅にも売ってましたが、僕たちが採った方が程度がいい。
十一月になりました。急に寒くなったので、おでんです(^o^)
晴れの昼間以外は室内に取り込んでいます。