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F.F.雑感
其ノ六百七十五 マイタケとコウタケの迷宮
先週に引き続き今回もキノコ採りの人が多い。それもかなり手慣れた人たちばかり。
感じとしてはみんなコウタケ狙いで、ほかのキノコには目もくれないといったふうだ。 このエリア一帯は、きっとコウタケのメッカなのだろう。 僕たちは最初に入るつもりだった場所に戻った。朝の車はおらず、しかし別の車が停まっていた。 それでももう入ってみようと、Tさんと僕は山に分け入った。前回の幼菌はどうなっているか? 先週のウラベニホテイシメジやコウタケの収穫が良かったし、その時に見置きしていた幼菌も収穫したかったので、今週もTさんとキノコ採りにやってきた。週の途中で雨が降り週末も天気が微妙な予報だったが、降り出すのは午後からになりそうなので大丈夫と踏んでいた。ちゃんと雨が降っているのが良かったのか、先週よりやや木々が色付いている。着実に秋に、そしてキノコの季節になっているとわかる。
箱一杯の人と別れたあと、僕たちも山道を外れいくらか山に分け入ってみたが、そう簡単に見つからない。するとTさんが声を出した。行ってみるとなんとマイタケがあるではないか。マイタケは僕がキノコ採りを始めた年に採って以来、三年間一度も見ていなかった。全く突然目の前に現れる感じだ。 来た道を戻っていると、別の人がこちらにやってきた。この人も手だれのキノコ採りという感じで、これから山に入るという。しばし話をして別れたが、奥でガサガサ音がしたことと木の幹が爪で削られた跡があったことは伝えた。 キノコの迷宮を、彷徨い歩きます(>▽<;)
3年ぶりのマイタケの株。ボリューム感あります。
最初の場所に車が停まっていた。なんだか先週と同じパターンのような。
僕たちはそこをスルーして次のポイントへ向かった。先週、二組のキノコ採りの人たちがいた場所。今回も車が1台いる。うーむ、やはり今が採り時なんだな。ただ、先週は見なかった車種なので、違う人だ。 知ってる人は知ってる場所、ということか。 ここは先行者が居ようとも入ってみようとTさんが言い、僕は頷いた。
マイタケとコウタケの天ぷら。うま〜(*^^*)
先週収穫したクリフウセンタケは見当たらず、そのまま山道を進むとTさんが「たくさんありますねーっ!」っと声を出した。
なんだ?と思ったら道の先に人がいて、箱に一杯のコウタケがその人の足元にあった。 なんと! これはすごい。しかもその人の出立ちが見るからにキノコ採りのプロという感じだ。 入り口近くに停まっていた車の人に違いなく、Tさんが少し話をして別れた。 その人は箱は置いたまままた山に分け入って行った。 こ、この跡は・・・(◎_◎;)
Tさん、歓喜の収穫(*^O^*)
マイタケにコウタケ。大きいのは嵩張るので半分に。
見置きのやつはいい大きさになっていた。そしてその直線上にいくつもコウタケが生えていた。それも結構な大きさのやつばかり。
なんと、こんなことがあるのか。コウタケの出現は僕たちの予想の域をはるかに超えている。 帰ってマイタケとコウタケを天ぷらにした。 それにしても何人ものキノコ採り師や予測不能のキノコの出方の中で、よくこのキノコ達に辿り着けたなと思いながら、僕は天ぷらを食べた。 前回の幼菌のあった場所にコウタケの姿はなかった。場所はわからなくならないように写真を撮っていたから間違えていない。
残っていて成長し過ぎていたなら、残骸が残っていそうだがそれもない。先に入った人に取られたのかもしれない。 Tさんはかろうじてコウタケをひとつ見つけていた。 だいぶ粘ったがそのあとは何も見つからないまま車に戻った。 最後にもう一ヶ所、前回Tさんがコウタケを見置きした場所へ行ってみることにした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
過去最大級のコウタケ。虫食いはあるが天日干しなら問題なし(^^;)
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