F.F.雑感
其ノ七百一  手作りを手探りで
産卵する貝の取り合いになることもあるらしい。在来種を大事にとらえている人も多いというし、その気持ちもわかる。
そういう話を聞くとちょっと微妙な感じもするが、今はバラに気持ちが向いているので、釣れたら素直に喜ぼう。

まだ始めたばかりのタナゴ釣り。道具も釣果もこれから歩みを進めていく、その入り口に立ったに過ぎない。
手探りの釣りをゆっくりやっていこうと思っている。
動画で見たその手順でやってみる。浮き材に瞬接をつけた芯材を差し込み、固まったのを見計らってピンバイスで挟んでサンドペーパーで擦っていくと、瞬接で付けた浮き材と芯材が離れてしまい、浮き材が空回りしてしまう。バルサ材とステンレスの芯材、この素材の組み合わせだと瞬接の接着の相性が合わないのだろう。
空回りしながらもどうにかこうにかバルサ材を削って浮きらしき形にしてみた。だいぶ不格好ではある。塗装の前に瞬接を全体に塗りコーティングする。乾くまでの間に仕掛け巻きを作ることにした。こちらは両サイドをマホガニー、それをつなぐのに丸材を買ってある。マホガニーを切って割って削ってとやっていくとだいぶ細くなり、用意した丸材では太い。結局そこは爪楊枝がちょうど良くそれで作った。マホガニーへの穴開けは極細ドリルを挟んだピンバイスが役に立った。
浮きに仕掛け巻きにプロペラ。黄身練り用シリンジもひと工夫。
アブラボテの黒い尻びれも健在。
ヤリも釣れた。まだ婚姻色は残っている。初夏の産卵期のタナゴはやがて婚姻色は消えていく。彩りを楽しめるのも今のうちだ。
彩といえば前回のタイリクバラタナゴ。その美しさに魅了された。
外来種とはいえ、魚食魚ではないしほかの在来種の存在をおびやかすものではないと思っていた。
ところがどうもそうではないケースもあることがわかってきた。
北の地方にだけ住む在来のキタノアカヒレタビラと言うタナゴは生息域にバラが入ってくると姿を消すという。
五月連休に初めて行って釣ったタナゴ。あれよあれよという間に二ヶ月半が過ぎた。
始めた次の時には手製の竹の延べ竿を用意して釣った。一緒に行っているTさんは、浮きに仕掛け巻きにプロペラ仕掛けと、次々と手製のしかもハイクオリティのものを作っている。
やっているのを見聞きして、これはこれで楽しそうだと僕も真似をして追従するのだが、出来の方は全然だ。
それでも自分で作った道具で釣るのは楽しさが増幅する。
ヤリのオス。まだ赤いヒレをキープ。
浮きを作ったからにはやっぱり使って試したい。
週末にTさんと約束し現場で待ち合わせ、タナゴ釣り開始。不恰好な浮きだがすぐアタリ。プロペラごと浮きも持って行かれた。合わすが掛からず。でも活性は高い。
前回から使っている黄身練り用のシリンジは具合がよく、針につけるのが容易になった。
投げて待つとプロペラが回り浮きが動く。合わすと今度は掛かった。アブラボテだ。
浮きは全く問題なく機能している。出来映えはこれからだな。
今回も綺麗なバラ、釣れました(*^^*)
                      
Tさんに続いてプロペラ仕掛けを作ったあと、浮きと仕掛け巻きにも挑戦した。ちょうど雨の週末にその前にピンバイスと材料を準備しておいた。
浮きはTさんはヤマブキにしていたが、入手できなかったので僕はバルサ材にした。Tさんはチャック付きのモーターで簡易旋盤を自作していたが僕はピンバイスで。
ネットで見つけた動画でやっていたようにした。浮き材をナイフで荒く削り、芯材を差し込んでピンバイスでとめる。そしてサンドペーパーで擦って成形していく。
ピンバイスは有用だが、それも浮き材と芯材の接着次第(^^;)