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2019 釣乃記
第弐拾参話 夏を受け入れます
どこから見てもすっかり夏の渓の風景でした。
あまりに強い流れにドリフトもあったもんじゃあない。ティペットに引きずられたフライ、ところがそれに魚影がついてきていた。
(いるいる)Uターンされたのは仕方ない。でもこれはこの先かなり期待が持てそうな気配が濃厚だ。 更に先へキャスト。魚体が水面に出た。合わすと掛かったがあまり手応えがない。ヤマメが上流へ向かおうとしているが流れが強く、結果その場に留まっているから引かないとわかった。
古い低めの堰堤まで来た。複数の好ポイント、どこから攻めるか? 一投目、手前の流れで出たが合わず。二投目、その先の側溝から溢れる水の下、追う魚影が見えたがUターン。三投目、高速で出た。合わす間もなかった。
三投で三匹、全部違う魚、全部キャッチできず。この季節まで生き延びただけはある。一筋縄ではいかないのはよくわかった。 堰堤の上流側はあまり釣り上がったことはなかった。ひょっとしたらとかなりの距離を上がったが、一度の反応もなかった。なんとなくだが、どの場所に魚の居る居ないが決まるかは、水位とは別の要素があるんだろう、きっと。
名物あじさいロード、今が見ごろです。みなさまぜひお越しください(*^^*)
沸き立つ夏雲。このあと局部的に豪雨が・・・。
朝イチのポイントでUターンしたヤマメ。アレを狙おう。四時間くらいは経ったはず。
水位は変わったようには見えず多いままだ。今度は最初からUターンポイントに最適な立ち位置で狙う。一番良い場所へキャスト。 一発で出た。しっかりフッキング。日差しを浴びてきらめく流れからヤマメを引き寄せた。 また気温が上がったと感じた。僕はヤマメを手にして、今年の夏を受け入れる覚悟ができた。
増水の流れから飛び出したヤマメ様。
早起きのせいか、がっつりと眠ってしまいました。
かなり強い流れ。遡行はアスリートのスキルが必要!
前回の増水の釣りが幸運に恵まれたこともあり、さらに一週間過ぎたのだからいい感じの水位になっていると思っていた。
しかし向かった先の川はまだけっこうな増水だった。それでも濁りはないし岸際ならなんとか遡行できそうだ。 首尾よく一匹釣って、次を狙うがなかなか自然に流せない。また追ってくる魚影が見えた。Uターン、うむむ。 魚影が見えるから一ヶ所で粘り、増水で遡行にも時間がかかり、遅々として前に進めない。
昼飯後、チェアでけっこう本気で眠ってしまった。川風は弱く気温も上がってきて快適とは言えなかったが、決して町では味わえない状況。目が覚めてもしばらく座ったままでいた。
今年は遅めの梅雨入り。明けもずれこんだがその間、釣りはほぼ週末行っていた。 例年と何かが違う。何かはわからない。とりあえず精力的に釣りに出かけているのはきっと良い事だ。 ようやく片づけて、さてどうするか?
週の途中で梅雨明けが宣言された。その日から週末まで連続で30度越えだった。
この日も35度に迫る予報だが、朝の渓は十分涼しい。ヤマメの反応の良さはこの水位の影響か、単に朝だからか。 激流帯を過ぎ、少し流れが緩やかになった。たっぷりある水位でこれはイイぞと思ったが反応はない。 思うに平水時に魚の居ない流れは増水時いい感じの流れになったってやっぱりいない。いる流れは渇水は厳しいが増水で好活性になる、と言う気がする。
心地よいもぐもぐタイムのはずが、トムヤムが辛過ぎ(>▽<;)
コロッケニャンコ先生っ! 早朝はご機嫌が・・(^^;
増水の法則。ヤマメ様、ありがとうございます。
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