カテゴリー
・TOP ・釣乃記 ・F.F.雑感 ・キャンプの話 ・隣人の毛鉤机 ・このサイトについて リンク ・ささきつりぐ ・マエカワクラフト ・風炎窯 ・TET.K'S Anything and Everything ・一遊一釣 ・ホームページ五目釣り ・我が愛すべきお魚たち ・Evidenced Based Fishing ・フライの雑誌 最近の記事 ・2023年釣乃記 第三話 ・2023年釣乃記 第二話 ・2023年釣乃記 第一話 ・F.F.雑感 其ノ五百九十一 ・F.F.雑感 其ノ五百九十 ・F.F.雑感 其ノ五百八十九 ・F.F.雑感 其ノ五百八十八 ・F.F.雑感 其ノ五百八十七 ・F.F.雑感 其ノ五百八十六 |
2023 釣乃記
第参話 寒の戻り、あの支流へ
ピチャっと水面が弾けた。まさか出るとは思わなかった。
フライは半沈みのパラシュート。ボディはヘアーズイヤーだから濡れるとヌメっと魚を誘いそうなオーラが出るやつだ。 フッキングしなかったが、ドライに反応するとわかったからには、一気に結んだフライに自信が湧いてきた。 さらに上流へ投げるとまた出た。今度はフッキング成功。かわいらしいヤマメが釣れた。 リリースする時、手が濡れた。かなり冷たい。 先週の本流の二日連敗はこたえた。ライズを獲れなかった時点でダメだ。mGやKK君と話ができたからそれが唯一の救いだった。でもこうなると次はなんとしてもヤマメの顔を見たい。そんな気になるのも仕方がない。
そこで僕は解禁後一回目で釣った支流に向かったが、その水系のエリアに着いた時に迷いが生じた。同じエリアの別の支流にも有望ポイントがある。一度釣った場所よりも、まずはそこをやってみようと思った。で、驚くほどの水の少なさと予想外のドライフライへの反応に出くわしたわけだ。 水面のフライが消えた。(まさか?)と思いロッドをあおると掛かった。なんとわかりづらいフライへの反応だ。半沈みだから水面にしぶきを上げずに食うことができるのかも知れない。
君はまだひと伸びできるよ。たくさん食べなさい。
梅の花咲く里。春は間違いなくやってくる。
車に戻り、少し走った先にあるポイントに行くと釣り師らしき車が停まっていた。うむむ。
こうなったら最初思った通り、一回目で釣った場所へ行こう。誰か入ったかも知れないが、もうあそこしかない。 その場所に着くとなんとまたライズしている。こういう事なのか。僕は深呼吸し、キャストした。 出ない。もう一度、出ない。 その更に先に投げるとすぐ出た。小さい。二匹、三匹。小さい。 明らかに活性は上がりつつある。僕は四匹目の小さいヤマメをリリースした。 戻る 釣りTop 次へ 金曜日に雨が降った。窓を打つ雨は割と強めで、これはちょっと川の水も増えるかもと思っていた。
ところが翌日の土曜日に目的の川に着いてみると、驚くほどの渇水だった。 このエリアは解禁最初の釣りで来たが、先週は別水系の本流をやり(釣れなかった(>_<))その間に川の水が減ったところに金曜の雨。あの降り方だとあまり水位には影響はなかったのだろうか。 単純に水が少ないと魚は神経質になりそうだが、そうでもないようだ。また一匹釣れた。
昼飯後は花咲く広場で恒例のスヤスヤタイム(^^;)
この時期にしては良いと思います(*^^*)
時間が過ぎてもなかなか気温が上がらない。陽射しもないので寒々としていた。
以前、良さそうなやつを掛け損なったポイント。ここも水が少ない。埋まったのもあろうから余計にそう感じた。 キャストしフライを見ているとまたフッと消えた。合わすとまた掛かっている。 解禁一回目のヤマメより気持ち大きい。こちらに来て正解だった。 それにしてもこの調子ならもっと釣り上がればコンスタントに釣れるんじゃないだろうか?
久々袋麺はやっぱり出前一丁。
寒々とした渓。季節は進んだり戻ったり。
半沈みパラシュート、快調。
ここ数年、あまり長く釣り上がることをしなくなったのだが、期待が持てるなら頑張ってみる。
進むと良いポイントが連続している。これはスゴい事になるかもとさらに期待が高まった。 だが、そこから先は一度の反応がないままだった。随分釣り上がったが、途中の上がれそうな所で切り上げた。 (良い場所はやっぱり釣り人が入っていて抜かれてる)と僕は改めて思った。きっと釣れた場所は竿抜けだったんだ。 |