F.F.雑感
其ノ五百八十九  海と川、それぞれの事情
もう二月も半分近くが過ぎ、三月の渓流の解禁まですぐだ。
海のフライフィッシングに行きつつ川のフライを巻くという、二足の草鞋を履くのがこの時期の恒例なのだが、実際は本やコミックスを読んだりアニメを観たりでも時間が割かれるから、タイイングの方は一向にはかどらない。
そうは言っても徐々に釣り仲間のタイイング投稿を目にすることが多くなったので、うかうかしていられない。
この週末も渓流解禁に向けて巻く気はあるが、それだけでは済まない状況にもなっていた。
海の方はというと、ここ二回ほどは釣友のTさんと行っていることになっているが、実は四回行っている。二回はなんとか格好のつく釣果はあったが、もう二回はさにああらず。
一回はかなり貧果で強風にもやられてチビメバルのみでノックダウンさせられた。そしてこの土曜日にもう一回。それは完敗だった。二人とも全く一度の反応もないという、これはこれでかなりレアな状況に当たった形だと思う(しかない)。
そうなると、当然このまま終わる訳にはいかなくなる。それはTさんも同じだろう。産卵後の不利な時期というのはあるし、二月のメバルは過去にも随分苦戦している。
でも、この冬は一人ではないというところが、意欲的に行ってやろうと思える原動力にもなっているのは間違いなかった。
今年の遊魚券とカタログを入手。それにしてもヒラメがうまい(*^^*)
三月解禁直後は、きびしい釣りが頭に浮かぶ。すぐに行かないで、三月下旬か四月になってからの方が効率よく釣りができるに決まっている。
でもじっとしてられない気持ちになるのもわかる。
それなら今年の解禁直後は、いっそのことドライフライは諦めてニンフに絞って釣りをするというのはどうだろう?(確か前々回の更新時にも考えた)
ポイントもニンフを投げ入れるのに良さそうな、魚が深みに潜んでいそうな、そんな場所を重点的に攻めて回る、という感じで。
家にいる休みの朝はやっぱりホットサンド。だいぶクオリティは上がってきました(^^;)
二月も半分近くが過ぎ、渓流のフライタイイングを加速させなければならないのは重々承知だが、こんなふうに海のフライも巻く事情がある訳で、結局時間が足りないのは毎度の事だった。
いや、もっと早くから動いておけばそうはならない。切羽詰まって尻に火が付くまで行動を起こさないのが原因なのは明白だ。
まあ、それもひっくるめて自分の釣りなので、これから高密度の時間の使い方でやっていくしかない。
あ、そうだ。ホットサンドの新しいレシピも試さなきゃ。
今年もCDCが主役のフライが多そう。・・・で、この10Xは何用?(>▽<;)
堰堤下の溜まりやゆったりしたプール、年を越したヤマメがくわえてくれるかも知れない。
なんだか想像していたら、もうそれしかないと思えてきた(もちろんライズがあったらその限りではない)。

低活性時に深みを攻めるとなるとやっぱりビーズヘッドのヘアーズイヤーニンフ一択になる。
#12か#14でナチュラルカラー。開けたポイントでニンフならそうそうロストもしないだろうから、2,3本あれば十分だ。
メバルだってニンフを食べるし、ヤマメだってプランクトンを食べる・・?