F.F.雑感
其ノ五百八十七  寒波の居座る週末
週の半ばでこの冬一番の寒波がやってきた。
ニュースでも車の立ち往生や水道管の凍結などへの注意喚起を繰り返しやっている。
一番降った水曜日は僕は車に積もった雪の量を見て、出社を諦めて在宅勤務に切り替えた。その後も寒波は居座り続け、雪も降ったり止んだり、積もったり溶けたり。

北部では1mに迫る積雪で、根雪になれば今年の渓流釣りは解禁当初は良い状態の川が期待できるんじゃないだろうか。
SNSをのぞくと釣り仲間のタイイングの投稿が目に付く。みんなカゲロウのフライに思いを託し、量産体制に入っている。
三月の解禁直後からバリバリに釣るぞ〜っていう訳ではないのだろうが、落ち着いて巻けるのは今のうちだから今巻いておくのは必須だろう。
三月当初は、過去の釣果を振り返ってもパッとしないのは否めない。なので今年はフィールドの活性が高まるまでは大人しく様子見しておこうか、とも思ったりしている。ただこれもSNSによって仲間の釣りに行った投稿を目にしたら、やっぱり大人しくはしていられなくなりそうだとも思う。
この寒波を受けて三月はしっかり厳しい釣りが予想されるだけに、徒労を嫌がるのと先ん走る気持ちとが葛藤するのは避けられそうもない。
いや〜、降りましたわ。ちょっとでも積もるともうパニック(>▽<;)
前回のTさんとの釣りの帰りに次の釣行の約束をしていたが、この寒波ではさすがに断念せざるを得ず、Tさんからも今回は見送ろうとのメッセージがきた。
気温はともかく風さえなければとも思うのだが、島嶼部の予報を見ると風速7〜8mとなっていて、これはフライは無理なやつだ。

待機モードの週末だから、朝は例によってホットサンドメーカーを駆使する。
それに時間はあるからタイイングもするぞと息巻いていた。
古いフライも引っ張り出しての総力戦?(^^;)
週末の日も暮れ、気温もそろそろ氷点下になりそうだ。
今年は冬らしい冬で、季節がちゃんとしていると感じる。寒さはつらいけど季節通りになるのは喜ばしいことだ。
あとひと月で川が解禁になる。去年、禁漁になってからはチヌ・メバル・キノコ・アジメバルと、途切れずあれこれやっている。
それもさすがにこの寒波でちょっとひと休みすることになった。
もちろん解禁までこのまま休み続けるつもりはない。オフのメバルシーズンはまだ終わっていないのだから。
寒気が居座っても、読み物は充実しているから大丈夫です。
重い腰をようやく上げてタイイングを開始した。
やはりCDCパターンから。スペントや半沈みなど、去年活躍したやつを思い出して巻いてみる。
もし三月に行くようなら、徹底してニンフで攻めるというのもアリだなと思い、ヘアーズイヤーニンフも巻く。
ノーマルのウエイト入りとビーズヘッド。ビーズヘッドはウエイトも入れているのでかなり重い。低水温のプールに深く沈めたらひょっとして、なんて妄想は膨らむばかりだ。
ニンフやCDCパターン、がんばって巻いてます。