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2023 釣乃記
第伍話 四月、スクール日和にて
四月、コロナでしばらく開催されなかったT社SRさんのスクールが広島で開催されることになり、僕も何年振りかで参加させていただいた。
誰の日頃の行いが良かったのか、この日は天気に恵まれ、風もなく、おまけに土手の桜は満開と、これ以上ない条件に恵まれた。 僕がSRさんに会うのも何年振りだろうというくらいで、でも覚えてもらってくれていたので、嬉しかった。 今回は実釣をしながらのスクールという内容だった。 僕のキャスティングはとてもじゃないがうまいとは言えないシロモノで、できれば人にも見られたくないようなものだった。それでもなんとか釣れていたから、キャスティングを直そうとかスクールに参加しようとかは積極的には思わなかった。
しかしこのたび釣友のTSさんから誘われたのもあり、SRさんのスクールに参加したのだが、僕のキャスティングの矯正とも言える指摘の対応で、だいぶ変わった気がした。SRさんにも良くなったと言ってもらえたし、この日のスクールは大いに収穫があったと思っている。ありがとうございました。 そして何よりも釣り仲間と一緒に過ごす時間が心地よく楽しい。参加者には釣友のTSさんやKK君、Sさんなどもいた。
好天、無風、桜は満開。
時間はあっという間に過ぎていく。
翌日はキャスティングデモ。終わってみればスクール・タイイング・懇親会・キャスティングの全コースフル参戦となった。
元々スクールの参加の意思もあやふやで、キャスティングの技量に劣等感を感じつつも続けていた。それが今回の参加で少しでもキャスティングの改善に向けて歩き出す一歩が得られ、仲間とのひとときも楽しかった。 食わず嫌いのスクール・練習が、僕にとって必要なものに変わったうららかな春の週末だった 戻る 釣りTop 次へ トップバッターで僕がSRさんに釣りを見てもらうことになった。超緊張〜(>▽<;)
キャストするとフライが思うところに落ちない。リーダーもターンオーバーしていない。フライ着水後のラインの手繰りが遅い。メンディングを反対方向にしてしまっている。 次々と指摘事項。それに対処するアドバイスを頂くが、それを思うようにできない。 緊張と集中がここまで同時に起き続けている状況に僕自身が驚いていた。
スクール参加のみなさん お疲れ様でした(^^;)
SRさんのタイイングの一挙手一投足にみんな釘付け。
指摘事項を反復練習しつつキャストすると、なんと流れから魚が出た。残念ながら合わず。
SRさんもほかの参加者のフライマンたちも見ている。 プレッシャーを感じつつ指摘事項を思いながらのキャスト。出た!合わすと掛かった。アマゴが流れの中でいい引きをして走る。 スクールで実際に釣れるとは思わなかった。 次の人に交代した。教えてもらったことが出来ないのが歯痒かったが、とにかくすぐに練習する。
SRさんの手によるタイイングデモのソラックスダン。
開けた川での実釣スクール。
実釣スクールで釣れました(*^^*)。
昼ごはんを桜の木の下で食べ、午後の部。
また僕がトップでSRさんについてもらって実釣。ここでもキャスティングを見てもらい、いくつか指摘してもらった。 次の人と交代し、僕は自主練。今教わったことを反復練習。これしかない。 あっという間に午後の部の実釣は終わり、場所を近くのロッジに移動してタイイングデモになった。そして市内に戻り、夜の懇親会。僕はこれにも参加した。 |