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2025 釣乃記
第壱話 雪代とコシヒカリ
(3,500円!?)僕は迷わず買うことにした。市内では5kg税込で4,000円を切る米は最近では見たことがない。
恒例の神社へのお参りで、急な角度の階段もさほど息が切れることはなかった。 なんか、いい方向に流れが来ているような気がする。 最初に行こうと思っていた場所。去年も解禁後の二回目の釣りで来た場所で、放流されたヤマメが固まっていた。とりあえずここで魚の顔を見ておこう。 三月一日土曜日、解禁日が休みなのはいいのか悪いのか。それでも釣り人が多かろうと行かないと気が済まない。
今年は雪がよく降った。北部ではいまだに雪が1m残っている場所もある。週末の手前で釣りのエリアのライブカメラを見ると道路も真っ白で、釣りに行けるのだろうかと思っていた。しかし、週末に近づくにつれ最高気温が10度を超え始め、雪解けを促した。行くことさえできればあとは現地でなんとかするしかない。 土曜日の最高気温は16度まで上がるとの予報。そうなると雪の心配から一転、俄然ライズへの期待が高まる。事前にニンフも巻いていたが、ドライフライの出番があるかも知れない。 焦って解禁日に行かなくてもと、毎年ちらっと思ったりもするのだが、晴れて日中の気温が上がってとなると家で大人しくしている方がつらい。これは儀式のようなものだ。もちろん儀式で終わるつもりはなく、釣って帰る気満々ではある。
CDCバインド&HOT WAX処理。手順は忘れてませんでした(^^;)。
きっと山も河原も真っ白だったのが、全部・・・。
かなり積もったはずの雪が跡形も無く消えている。それは全て地中に染み込み川に染み出すということで、そのせいの増水ならヤマメが避難して居ないのもわかる。
神社の急階段もだが急流を釣り上がって平気なのが救いだ。釣れない、疲れた、ではいい事なしだ。 車に戻りバックドアを開けたら米があった。朝到着してすぐに道の駅で買ったんだった。 「それ、うまいですよ」とKK君が言った。僕は炊き上がった米を想像して空腹を覚えた。 低い堰堤下、さほど深くない流れにドライフライをキャスト。
反応はない。もう一度。それにしてもこの場所は誰か釣り師がやっていると思ったが、誰もいなくてよかった。 ここのあとは、近くにある支流でニンフでも投げてみようと思っていた。釣れてさえいれば気持ちに余裕ができるから、色々試す気にもなる。 風もなく気温も10度近い。水温は7度。これだけ穏やかなら苦労せずにこの日の釣りは終えることができるだろうと思った。
KK君がやるも、反応なし(ToT)。
最初のポイント、去年の実績からして何匹かは釣れると期待していたが、全く魚の気配はなかった。そんなはずはないと思うのだが、最初から漁協がまとめて入れたかも知れない場所で釣ろうというのも虫のいい話だったか。
ふと道路を見ると白い車が停まり手を上げたのはKK君だった。彼も来ていたのか。 少し上流までやってみたがやはり釣れなかった。僕はKK君と下流に移動し、途中でやってみたが、そこでも反応はなかった。 魚が居ないとしか思えない。
翌、日曜日はずっと霧の中。
解禁前夜の宴は雁木 FUNADE(槽出)。新たなシーズンへの出立に相応しい。
解禁もぐもぐタイムはサッポロ塩で。
さらに下流の大きい支流を目指すことにした。移動する途中、本流の流れを見るとかなり増水している。最初の場所は上流域なので気が付かなかった。
支流に着き過去に釣ったことのある場所をいくつか見て回るも、どこも増水で流れが激しい。KK君もこの流れでやるのはさすがに無理だという顔をした。 唯一なんとか出来そうな区間を選び、僕たちは入渓した。それでもかなり水量は多い。 出てもおかしくないポイントもあったが、ここでも釣れなかった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |