F.F.雑感
其ノ六百五十八  火器と中華鍋  
まず初っ端にシーズニングが待ち受けていた。空焼き→油を馴染ませ→クズ野菜を炒める、という説明書通りの手順でやってみる。最初の空焼きがどれくらいやればいいのかよくわからない。塗ってある防錆剤を焼き切るためだと思うのだが、説明書には白い煙が出るまでとある。でも出ない。しかし結構な時間焼いたので、一旦冷まして次の手順へ。
中火にして油を馴染ませ、クズ野菜を炒める。ここで白い煙。これのことか? クズ野菜炒めは念の為何回か繰り返した。
この一連の工程をMSRのガソリンストーブでやったのだが、手持ちのミニマムのガスストーブやアルストではやはり無理だ。MSRの火力が頼もしい。それにMSRの五徳が予想に反してこの中華鍋にまあまあフィットした。ストーブ自体ががっちり固定されている訳ではなく鍋を振るとストーブも動くので、軽く乗せて支えるだけだがそれでもだいぶ使いやすい。
しかし実際に中華鍋を使って何を作るかだが、僕は今は中性脂肪が高めなので油をたっぷり使っての中華レシピは控えたい。でも中華鍋と油は切っても切れない関係。それならということでこの中華鍋を使ってヘルシー中華を、というのがテーマになる。
パーツを交換する状態にはまだなっていない(*^^*)
おやじキャンプ飯の新シーズンをYouTubeで観つつ、入手したおやじキャンプ飯本も読みつつ、そうこうしているうちに実はこのドラマと用品メーカーがコラボで出している中華鍋を買った。
家でも釣りの昼飯でも、中華鍋は使いこなせないと思ったが、ガソリンストーブならイケるかもというのに期待してだ。
直径223mm。おそらく僕が鍋振りしたら具材が飛び出てしまうんだろうけど、サイズは絶妙だ。
そしてこの道具は「育てる」楽しみがある。
最初は焼きそばを作ってみました(^^;)
シーズニングをやった翌日の日曜日、手始めに焼きそばを作ってみた。
正直、今まで使っていたスキレットで作るのと、大きくは変わらないというか、中華鍋の特質を生かせていない感じだった。
慣れればもう少し中華鍋ならではの使い勝手を習得できるだろう。あとは中華鍋をふるって作ったという経過が宿るのだから、作り手の自己満足だ。
実はそれが一番大きいのかも知れない。焼きそばを食べながら僕はそんなことを考えていた。
鍋に比べてお玉がでかい(>▽<)。
週末にバッチリ新刊二冊到着。アジのなめろうと純米大吟醸も(^o^)
 空焼きしたあと、クズ野菜を炒めてならし。
釣りの昼ごはんは簡単でちょっと手をかけた感があるように、袋麺を作るのが定番になった。
それがガソリンストーブ+中華鍋ともなると、そのお手軽感はだいぶなくなる。
毎回やらなくてもいいが、やってみてハマったら毎回になるかもしれない。
しかし釣りの昼ごはんだから、やっぱり釣果ありきのことなので、釣り始めから釣れていなかったら中華どころではない。昼ごはんを楽しむために、本分の釣りの方も頑張らなければ。
実際ヘルシー中華なんて都合のいいレシピがあるかどうかわからないが、色々調べたり代用したりしてみるつもりだ。
そしてこれを機に仕舞い込んでいたMSRを復活させたが、一応メンテナンスというか、バラしてみてOリングを交換・・まではせず組み直しだけやってみた。シーズニングで使った感じは問題ない。
以前使っていた時はラーメンを作るのにガソリンストーブは明らかにオーバースペックだった。ようやく火力に合う使い方ができるアイテムがそろった感じだ。
もちろん、うまいのは間違い無いです。(*^^*)