其ノ二百七十五  タブレットで読む釣りの本
予定より早く、お正月前に到着したKindle。
去年iPadを買った時、勇んでフライフィッシングの本の電子版も買って読んでみた。
結果は・・・、しっかり読んだとは言えない。
写真やイラストも入った雑誌だと、紙版をそのままデジタルデータにしただけでタブレットで読む場合もしっくりくるかというと、そうではなかったという印象だ。
好みの問題、デジタル化の向き不向きなど、ありそうだ。
タイイングの合間にも、ちょっと1ページめくってみる。
iPadなんかのタブレットと違って本を読む事に特化した端末なので、使い道も限定される。日ごろから本は買う事は買うのだがなかなか読みが進まない。Kindleなら持ち出すのにも抵抗ないし、液晶よりは目に優しいEインクの電子ペーパーだから、読みが進みそうだ。
電子書籍は読んでも記憶に残りにくいという話しも聞く。最初に開高健の本をダウンロードしてみた。まださわりだけしか読んでいないが、感触はいたって良好と思えた。
新しいものだから今は飽きていないだけということもあるかもしれない。そうすると慣れてからがこの端末の真価が問われるということになる。
読む感じ以外にも書籍の購入の容易さや書籍のラインナップの多さも大事だ。購入はすこぶる簡単で、Kindleそのものからもパソコンからも買える。ラインナップで言うとKindleでは山本素石を読みたかったがこれはKindle本にはなかった。
早速書籍をダウンロード。読み心地はまずまず。
ずっと先まで本の形で持っていたい本は紙の本の状態で買うだろうから、読みたいだけのものを電子でというやり方になるだろうか。このあたりの使い分けがうまくいけば紙と電子の共存はできそうだ。
アメリカのNewsweek誌もデジタルのみになるらしい。
この先本はどうなっていくのか? しかし僕が先のことを考えるのは、まずKindleで1冊目を読み終えてからだな。
ずいぶん前から予告されていたAmazonのKindleの日本語対応がようやくなされ、端末が発売された。
iPhoneやiPadのアプリでは出ていたが、専用端末はようやくの登場だ。
Kindleのpaperwhiteという電子書籍専用の端末をネットで注文したが、少し遅かったので配送は年明けの予定だった。
それが幸運にも早まり年末に手元に届いた。