其ノ二百七十二  川と海で、マシュマロを
きっかけがあると、思い出したように巻き始める(^_^;
最新号のフライの雑誌に島崎憲司郎さんのマシュマロピューパが掲載されていた。
ずいぶん前からこのパターンは知っていたが、あまり積極的には巻いたり使ったりしていなかった。
タイイング方法が載っていたので、試しに一本巻いてみた。
あら、案外すぐ巻ける。
これで効果があるのなら、来年は実践投入してみるか。
名前は・・・、マシュマロ・ソルト、、、ベタですが(^_^;
魚皮を使ったフライが安定した効果を出していたが、せっかく海でもフライをやっているのだから、もっとほかのパターンでも釣りたい。
このマシュマロを使ったフライで釣れれば、雑誌の掲載がヒントの思いつきが的を得たことになる。
そういうことがあっても面白い。元々試行錯誤を何年も続けている海フライのことだし。
さて、いつ行ってみるかな。
とりあえず、レシピ通りに巻いてみた。
やはりすぐにイメージするのは名前の通り、カディスのピューパがくる。
渓流でピューパが流下しているときに流すのが最適な方法だろうけど、きっとそうでないときでもこのフライは効果が望めそうだ。
雑誌に書いてあるからすっかりその気になっているというのもあるが、ここんとこ使うフライもパターン化しつつあったので、ちょっと目先を変えてみるのもいい。
だがまてよ。解禁までまだあと二ヶ月ちょっと。それはすぐにやってきそうだが、解禁を意識するのはもう少しあとでもいい。それよりも、このマシュマロ、海で使ったらどうなんだろう?
色はあれこれ変えられるので、その形や質感がマッチする海の小型の生物がいるかどうか。
大きさや長さ、そして色を合わせればエビとかシラスとか、ほかの稚魚やゴカイなんかにも見えるかも知れない。
これにいつものsnaphookを組み合わせれば、案外メバルの反応がよかったりして。
早速縦向きアイのフックで巻いてみた。まずは水中を探るために重めのタングステンのダンベルアイもつけた。色はフローラルグリーンとダークグレーで。