其ノ三百二十四  チューブフライに挑戦
そしてなんとか形になった(!?)チューブフライ(^_^;
アタッチメントを使ったり、サイズも大きかったり、手順もわからなかったり、釣り具屋やネットで情報収集したりと、今までにない要素が新鮮だった。特に手順がわからなかったのに3本目はかなり手慣れて時間も短く作れたという変化に手応えを感じた。なんだかこういうのって久しくなかった気がする。
チューブフライなんて自分には縁がないと思っていたから、それがこんなに入り込んでしまったのも自分で意外だった。
最近特に海のフライフィッシングが気になる。今までもメバル狙いでやってきていたのだけど、ちょっとまた新たなステージに足を踏み入れた、という気がしてきている。
自分でも自分の行こうとしている道筋がよく見えていないというのは、すでに整備された道を辿るよりもわくわく感があって面白い。ま、どうなるか、楽しみにしているよ、自分!(^O^;)
アタッチメント装着完了!! で、巻けるのか〜?
釣り具屋でよくいっしょになる人から釣りに行こうと誘われた。
海の釣りだ。僕は即OKした。
約束の日まで時間があるのでタイイングをすることにした。
今回の釣りではエビのパターンを用意する事になった。どういうフライを巻くか?
ここでその人との打ち合わせで、チューブフライがいいのではないか? ということになった。
僕はチューブフライは巻いた事がない。
チューブの太さの違うものを組み合わせるとか、フックのセットの仕方とか、ウェイトの位置とか、知らない事ばかりだった。
帰ってからそれらを修正し、2本目3本目と巻いた。
3本目はまあこれならいいかな?という感じには仕上がったが果たしてどうか?
釣れれば問題なし。まずは実践で使ってみてどうか? だ。
それにしても久しぶりにタイイングに集中した。そして僕は今までのタイイングと明らかに違う感触を得ていた。
釣り具屋でチューブフライのアタッチメントを借り、いくつかマテリアルを買った。早速家で巻いてみる事にした。
ネットで検索するといくつか参考にさせてもらえそうなものが出てきたのでそれを見つつイメージしながら自分で手順をあれこれ巡らす。しかしやはりむつかしい。バイスにアタッチメントをセットしてから小一時間なにもできないでいた。
ようやくチューブを切ったりアタッチメントに通したりしてなんとかかんとか巻いてみたが、この最初の一本目はひどい出来たった。
翌日も釣り具屋に行き、また海の釣行同行の人に会い、そのひどい一本目を見せてあれこれとミーティング。さらに別の常連さんにも意見を聞いて、だんだんと巻こうとしているフライのイメージが固まってきた。