其ノ四百七十  釣り人の休息
気が付くと、今年の釣乃記は全27話。このウェブサイトを初めて18年になるが(18年!? そんなになります??(^o^;))、過去最多の釣乃記話数になった。
釣りに行った回数と話数は同じではないが、おそらく渓流の釣行回数も僕の釣り人生で最多の年になったと思われる。
春からヤマメ釣りが好調だったのと、大きめの川(本流かそれに準ずる川)に行き始めたのも理由か。
渓流最終釣行の翌日のお昼ご飯。ビールも(^^;)
メバルは5月に行ったっきりで、ハイシーズンの6月は行かなかった。また秋になったら行ってみよう。

数年前から気にはなっていたがなかなか行動に移せなかったフラットのチヌ。
盆休みの時に一度、河口へ行った事がある。
その日は台風接近前、日中は38度くらいになった日でよくもまあフラットで数時間もの間、釣りしたな。
お盆の時、38度のフラット。よくご無事で。
今シーズン最後のアマゴは満足度が高く、スマホに入れていろんな人に見せた。見せられた方は関心がある人ない人、いろいろだから反応もいろいろだ。いいんだよ、僕が良ければ(^^;)
禁漁後の週の半ば、いつもなら次の週末のためのフライを巻くが、しばらくはその必要はない。急に時間に余裕が出来るのも、禁漁直後の恒例のギャップだ。
でも僕はわかっていた。禁漁後の最初の週末はきっとフラットへ行くって。チヌのシーズンはもう残り少ない。なんとか一匹を手にしたい。以前は島の湾に入ってくるチヌを狙っていた時期もあった。盆に行ったのは市内の川の河口、渋滞がなければ家から20分くらいで着く。
今回は小潮なので、盆の時みたいには干潟は広がっていない。
土手の上からでもチヌは見えた。そういう場所は実際あちこちにあるが、なかなか手が出せないでいた。

チヌの見えた場所へキャスト、水面がワサっと動いた。群れの真ん中へシュートしてしまったようだ。
しばらく粘って投げ続けるが反応はなかった。
約ひと月後のフラット。6度低いです。でも暑いわ(^◇^;)
9時干潮で8時半くらいから始めていた。そろそろ3時間くらい経つ。
河口はすっかり暑い。盆の時ほどではないにしろ、かなり体力を奪われる。
ゴツンっ! っときた。すぐ緩んだ。チヌ? いや海底の何か引っ掛かった?
フライはキールの姿勢を保っている。ひょっとしたらチヌだったのかも。
半年続いた渓流が終わってひと息つけばいいものを、僕はフラットで渓流一釣行分以上のキャストを繰り返した。
川土手ニャンコ先生も暑さでへばってます。