F.F.雑感
其ノ五百七十  夏と冬の狭間
懸案事項の二つのカメラの故障はまだ保留のままだ。
水に濡らしたカメラの操作ユニットはネットの中古では並品でも良い値段がする。もっと価格が下がると難あり品になるのだろうか。レンズの引っ込まなくなった方はメーカーサポートが日曜日は休みなので、問い合わせ出来ないでいる。そして修理対象機種リストには僕のカメラはすでに載っていない。果たして直せるのか。

前回台風後のチヌ釣りで運よく釣ることが出来たが、この週末は潮が微妙だった。
今年の渓流のラストでも同じようなことがあった。八月末の二週間前に綺麗で良い型のゴギを釣り、この日の釣りを今年ラストにしようかと思ったが、それがラストだと決めて行った釣りではなかったことが引っ掛かり、翌週の八月最後の週末にも釣りに行った。 小さいのしか釣れなかったが、行って良かったと思っている。
チヌは禁漁があるわけではないから、終わりどきの見極めがむつかしい。渓流は最後に釣れたから良かったものの、もしボウズだったらと考えるとかなりリスキーだったと今さらだが思う。きっとそのどう転ぶかわからないところが緊張感を生み面白さでもあるわけだが、それでもやっぱり釣れなかったらツラい。
で、チヌ釣りラストをどうするかだが、去年のラストは10月21日(!)だった。9月初旬からずっと釣れなくてようやくというしんどさはあったが、それなら今年は時期的にはまだイケる、と思ってしまう。
ひやおろしに久しぶりのアジのなめろう。よきかな〜。
家にいる休みの昼飯の、これも定番の目玉焼き乗せスパゲッティ(^^;)
天気は土日ともに快晴で微風と、フラットの条件としてはとても良いのだが、やっぱり潮は大事だ。
こうなると、ここ数年のこの時期に頭を悩ます、チヌを釣って終わる、という問題が出てくる。
結局この週末は釣りに行かなかったのだが、行ってボウズだったら釣って終わるが成立しなくなり、そのあとずるずると釣りづらくなってからの厳しい釣りを強いられる可能性がある。
すると、それなら前回の釣りを今年のチヌのラストにすれば良いのでは? という考えが頭をもたげてくる。
ローウォータースタイルのカニパターン。ほぼこれが定番になった。
次が最後と決めて行くのではなく次釣れた時を最後にする、という感じかな。最後と決めて行った渓流釣りよりは安全策をとった。

夏と冬の間というと秋なのだが、暑さがひと段落するとゆっくり秋らしさを感じるヒマもなく冬になっていくような。
気象的にはここ何年かそんな印象だが、心情的には渓流とチヌが終わり、ちょっと身の置き所のないようなそんな時期でもある。
僕はそんな時期もあってもいいか、なんて思いながら天気の良い週末を家で過ごした。
新刊読書中。ひとつの買い物にも様々なドラマがあるようで(^^;)。
で、引きこもり決定のこの土日は、例によって本を読んだり漫画やアニメを見たりと、変わらぬ時間の使い方なのだが、さすがにそればっかりという訳にもいかず、片付けやら掃除やらもこなす。

ひとしきり動いたら、チヌ用フライのタイイングをと思ったが、僕にしては珍しくそこそこ在庫はある。次の釣りに困ることはなさそうだ。
この時点で僕はどうやら今年はまだチヌ釣りにフラットへ行くことは諦めていないようだ。