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F.F.雑感
其ノ五百七十四 島の朝と山頂の昼
一投目で子メバルが掛かった。ああ、やっぱりそういうことか。わかっていたけど、根性が足りんな、根性が。
二投目で今度はベラが釣れた。その後も続けて掛かる。時刻はもうすぐ8時。朝まづめとは言い難い。島に到着した時刻は前回、前々回と大差なかった。 そもそもアラームを6時にセットした時点でダメだ。できれば6時に港に着いていたい。 それができないから根性が足りんとなる。この日は確かに夜明けが干潮で風速も強い予報と、条件は悪く、出足が鈍る理由はあった。 ググーっと引き込まれ、これはいいっ!っと思ったらフッと軽くなった。は、外れた〜。ああ、もう〜。朝来るのが遅かったとうじうじ考えていたからだ。そしてこのあとは、僕は今度はこのバラしをずっとうじうじ後悔することになった。
さらに時間が経ち日が高くなり、ほぼアタリはなくなった。海面はどんどん上がってきていて、満ち上がりの潮流ははっきりしていて良い感じなのだが、次が釣れない。11月後半以降なら昼間でもこの潮だと釣れるんだろうけど、今はまだ日中は日差しがきつく海面を照らし続けていて、そんな雰囲気ではない。 この港に来た時からいたほかの釣り人は徐々に帰っていき、逆に入れ替わりでこれからやる人がやって来つつあった。もう今日はしまいにしようかなあ。
山頂展望台ニャンコ先生っ!。のんびりとお昼をお過ごしですね。
もうちょっとで手が届きそうなんだけど〜(^^;)
連続ヒットが少しペースダウンしてきた。釣り始めたのが朝の時合いの終盤だとしたら、そろそろ食いが止まる頃ではある。
予報ほど強風ではなく助かっていた。着いた時は海面は低かったがみるみる上がってきている。 まあまあサイズも釣れたが、もっと早く来ていればもっと良い型が釣れていたのかもと、うじうじ考えてしまう。 考えても仕方がない。そんなこと考えてたら次来るチャンスまでも逃すぞ、自分。 ・・・っと、ゴッツンっとロッドが絞り込まれた!
麺を煮たクッカーを使わずに袋麺。しっかりウマい(*^^*)
フライボックスを開けると、今結んでいるビーズヘッドより小さいのが目についた。
今が#18だから、それは#20のようだ。ダメ元でそれに付け替えてキャスト。防波堤沿いをゆっくり引くと、グーっググッと引き込まれた。 アタリが途切れてからだいぶ経つがようやく掛かった。そうか、サイズを少し落とすだけで食いが変わるのか。 それならと、#20で探り続けるが、その1匹がこの日の最後のメバルだった。
久々のベラさん。鋭い歯、剥き出し(^^;)
#20で食いついたメバルさん。そうか、フライはこのサイズか。
もぐもぐタイム場所の山頂展望台より。
この島に釣りに来た時の昼飯場所で、展望台の東屋を見つけたのが前々回。
今回は先客有りだったので、さらに道を先へ進んだ。そこは山頂の展望台で、ちゃんと駐車場もあるし木陰にテーブルとベンチもあるという、至れり尽くせりの場所だった。 桜が植えられているので、シーズンは大賑わいだろうけど、今はひっそりしていた。 ちょうど正午、僕はゆっくり昼飯を作り食べてひと心地ついた。そして当然のように眠たくなってきた。 (おそらく)十数秒、ベンチに横になってウトウトして、目が覚めのそのそ起き上がると、近くに大型犬を2匹連れた女性がいた。
一瞬たじろいだが、犬はチャウチャウだったので、見た目おっとりしている。警戒心の強い犬種らしいがそうも見えない。僕は会釈をして、食器を片付け始めた。 女性がチャウチャウと先へ行ったあと、もう一度横になった。空の雲が随分近くに見えた。 食べて眠ってチャウチャウを見て、僕は良型をバラしてうじうじ考えるのはすっかり忘れていた。
三週連続の快晴島釣行。風もそんなに強くなく。
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