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F.F.雑感
其ノ六百十 秋に向かい、島に向かう
今年のキノコ採りは九月にスタートした。思い出したが、斜面を登って大汗かいていたっけ。
久々にTSさんも参加できることになった先週のキノコ採り。Tさんと僕と三人で山へ向かった。 木々の葉はかなり色づき、道路の落ち葉の絨毯がすごかった。 ハナイグチ、ハタケシメジあたりを狙っての山行きだったが、どちらも少しだった。唯一出始めの状態の良いクリタケの株をTさんが見つけたので、なんとか満足の収穫は確保できた。 これからクリタケやナメコが出だすんだろうな〜。 ハナイグチは大きくなり過ぎるとダメらしいので、採るベストが短い。見つけるとその存在感からして、やった!って思うのに。少し採れたハタケシメジはTSさんが初だということで持って帰ってもらった。僕とTさんは二週連続で採れたのだから。
この日のクリタケは、持って帰った日に豆腐と一緒にミニ鍋に。数日後には牛のコウネとクリタケで豆腐餡掛けにした。どちらも雁木のおりがらみと合わせて食べた。うまい。もう暖かいメニューがよくなってきた。 天日干ししたコウタケはまだある。天日干しの時間を長くしたもので、香りがかなり強くなった。だいたいスパゲッティに入れて食べているが、ちょっと違うメニューにもチャレンジしてみよう。 その翌週の週末、TさんTSさん、お二方とも都合が悪くキノコ採りには行けないとのこと。さてどうするか。 僕はキノコ採りは一人では行ったことはない。行ってみてもいいのだが、ここのところ毎日熊による被害が報道されている。奥に入らなければ大丈夫そうだが、やはり不安だ。それに図鑑があるにしても、自分だけでキノコを判断するのも不安だ。 大荒れ天気の数日後。道路はこんなことに(^^;)
展望台すやすやタイム。本気寝30分でした(*^^*)
結局僕は島へメバルを釣りに行くことにした。少し前に有給休暇を取って平日に行ったが、釣果はもうひとつ伸びなかった。
今回は中潮だが朝が干潮。朝の高活性を狙うか、潮の良い時間帯にするか、迷うところだ。 目的の場所には8時前に到着。朝狙いであるようなないような、どっちつかずの中途半端な時間だ。 防波堤には結構釣り人がいた。僕のやりたい場所は空いていたが、すぐ近くにはやっている人がすでにいる。僕の場所に立つと、ギリギリ許せる距離は空いている。
お昼はクッカー忘れで久々のカップ麺(^^;)
この日の島釣り行きは、熊やキノコの判別の不安だけで、キノコ採りより釣りを選んだ訳ではない。
キノコ採りの最初から仲間と一緒に行っている。だから一緒に行くことがキノコ採りの一部であり、それが当たり前になっている。 単にキノコの収穫のみが目的ではなく、仲間とこのキノコはどうだこうだと話しながらがいいのだ。 行っていればクリタケやナメコの大量収穫に当たったかも知れないがそれはそれ。 ただ、この日の釣り、この後釣れないのではという、嫌な予感。 サービングポット 1クォートで豆腐クリタケ鍋。
薄曇りの不思議な雰囲気の天気でした。
豆腐のコウネ・クリタケ餡掛け。これもうま〜(*^^*)
数投で一匹目がきた。小気味よく引く。前回同様赤メバル。この時期は回遊型のブルーバックは回ってきていないのだろう。
幸先いいぞと、さらにキャストする。しかしそれ以降さっぱり釣れない。 一人、また一人と釣り人が帰っていく。暗いうちからやっていたのだろう。 潮は干潮から徐々に上がってきているから、雰囲気は良い。しかし日が高くなり、海面も日が当たってきた。 嫌な予感がしてきた。 潮位は上がってきて、魚影が見え始めた。アジのような魚体。
僕はウィング付きフライで魚影を狙った。リトリーブすると何度かついてくるが食ってこない。 ウィングの色を変えてみたりプランクトンパターンにしてみたり。 話し声で目が覚めた。展望台に来た人たちのようだ。 僕は島から本土に戻り、展望台のベンチで昼寝をしていた。 予感は当たったが、最初の一匹がまあまあで、それで納得した。 キノコ採りに行っていたらと思わないでもないが、それはそれ。
釣り開始後、すぐに良型メバルさんが釣れたのだが・・・。
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