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F.F.雑感
其ノ六百十二 雪のキノコ争奪戦
この週末、大荒れの天気が予報で出た。北部は大雪注意報、南部は強風注意報。
北部の雪は土曜日の昼時点で標高の高い地点は10cmの積雪になっているし、僕が釣りでよく行く島は風速10mを記録している。 家にいると土曜日の昼には朝からの雨はやみ、陽射しが出てきてなんとも穏やかだ。 でもライブカメラを見るとキノコを採りに行くエリアのあたりは道路にもまだ雪は残っていた。 ライブカメラで道路の積雪の様子を見ながら、メッセージアプリのグループチャットでやり取りをする。県境の峠前後が積雪が多い。降りがおさまった昼過ぎから徐々に車の通ったところだけアスファルトが見え始めた。
しかしそこから変化がなくなり、おそらく山のことだから気温も低くこれ以上溶けないだろう。晴れ予報の日曜日にどこまで溶けるかだ。その時点では僕は自分の車で行くのは無理っぽいと思っていた。なので 今回はTさんTSさんと僕は別々の車で行くことにした。僕はギリギリまでライブカメラで様子を見る。路面凍結も回避するため、集合時刻も遅めにした。 そして日曜日、集合場所に30分早く着いた。でも実は高速でTSさんの車に追いついて走っていた。どちらも前倒しで到着だ。 金曜日の夜、冷えるのでおでんを日本酒と(^^;)
いっぺんに焼くと、最初だけ熱々であとは速攻で冷めます(>▽<;)
今年のキノコは去年のようにクリタケをまとめて収穫というのはなかった。代わりになんと言ってもコウタケの収穫がめざましかった。それとハタケシメジもよかった。
自然相手のことだから、キノコの生え方は毎年同じようにはいかないだろうし、採り手の僕たちにしても行くタイミングや場所の選択で採れたり採り損なったりがある。それに今回のように突然の雪が週末に降ったり。 土曜日に、翌日曜日どうするか、キノコ仲間との検討が始まった。
青空、紅葉、そして雪(^^;
今回は傘が開いているがナメコをたくさん採ることができた。収穫はできたので一安心。でも僕はクリタケ見逃しを引きずっていた。
場所を移動し、前回僕がソロで開きナメコを採った場所へ。その時は豆菌を確認していたので、この日は採りごろのはずだ。 ナメコの場所に着く前にTさんが声を上げた。状態のいいチャナメムツタケが生えていた。 チャナメ、そして傘の開いていないナメコ、さらにクリタケを収穫できた。ほんの一角で三種類を採れるとは、なんとも豊かな山だ。 状態のいいクリタケでした。
北部が大雪の土曜日、午後には町は青空が。
開いていないナメコも(*^^*)
最初のポイント、車を降り歩いていくと道の周辺には雪が残っていた。進んでいくとTさんが老菌クリタケの株を見つけた。
この場所、先週僕が一人で来ていた場所だ。先週なら採りごろの状態だったはず。見逃したのか〜。 ほかにも老菌の株が数ヶ所。せっかく来ていたのに、千載一遇のチャンスを逃したな〜。 少し前にTさんと来た時にナラタケが大量に生えていたが、全て老菌だった場所に着いた。 帰ってからもTさんTSさんとのメッセージのやり取りは続いた。
チャナメと開きナメコをどうやって食べるか? Tさんたちの答えは同じで、網焼き。僕は焼きは風炎窯のスキレットでか、ホイル包み焼きしかしたことがない。 炭火で焼きたいが今回はアルストで網焼き。しかし焦げや火の通りが気になってうまく焼けない。 Tさんとも話したが、じっくり焼きながら日本酒を飲むスタイルがベストのようだ。 せっかく採ったのだから、キノコ採りを完結させるには、美味しく食べなくては。
雪をかき分け、ナメコ発見!
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