F.F.雑感
其ノ六百五十二  キノコのおいとま  
この週末、ガスの炙るやつを導入したのをきっかけに、僕の家でキノコ仲間とプチ忘年会をやることになった。TさんTSさんKKくんの、当然釣りもやる顔ぶれだ。
三人ともお酒の方もかなりイケる口で、それぞれ持ち寄ったお酒はみんな日本酒だった。僕が焼き鳥を焼きながら、ゆっくりと飲み始める。最初はやはりキノコの話になるが、今年の採れ高や新たなポイント、どうやって食べるかなど、話は尽きない。
その中でTSさんが「目指していたのキノコが全部採れてしまったら目標がなくなってしまう」と言った。なるほど、そういう考え方はある。もちろん今年採れても来年はどうなるかわからない。去年好調だったコウタケも今年はひとつだけだった。
来年以降も採り続けられるかどうかというのはあるが、それとは別に目指したキノコを初めて採るというのはクリアしたいひとつの目標だ。
それでいくと、僕が採ったことのないヒラタケだが、寒くなってから出てくるキノコだ。TさんもTSさんもキノコを始めた当初に採ったことはあるという。その後採れない年が続いているが、ついせんだってTさんが見つけて採っている。そんなに北部の山という場所ではない所でだ。
「案外、ここの裏の山であるんじゃないですか?」とTさんが笑って言う。裏山か〜。
今年ラストの開きナメコの炙り。ご馳走様(*^^*)
北部は雪マークが出ている。おそらくこうしている今でも降っていて積雪も増えつつあるだろう。
前回ソロ菌活で採ったナメコで作ったナメコのおろし和えがうまかったので、あわよくば今週も採りに行けないかと思っていたが、ライブカメラで見ても道路の積雪がかなりなので、諦めはついた。

去年やってみて今年もやった、豆腐のナメコ餡掛けもいい感じで、まあ採れたてのナメコをたっぷり使って作ったんだから、うまくない訳がない。
合計16合!! よく呑みました(^^;)
昼前から始めた忘年会だが、あっという間に日が暮れ、夜8時にお開きにした。8時間以上、楽しく濃い時間だった。
釣りではあまり話す時間はないがキノコは車に同乗するから車内で色々話す。
でも改めて集まって飲み食いしながら話すのはまた格別に楽しい。気が早いが来年もよろしくお願いします。

翌日、僕は裏の山にヒラタケを探しに入ってみた。ヒラタケはなかったが、結構歩いて前夜のいい腹ごなしにはなった。
焼き鳥は30本焼きました(>▽<)。
豆腐のナメコ餡掛け。美味です(^o^)
 KK君の持ってきた牡蠣をホイル焼きで。旨い!
KKくんが現在バイク大型免許に挑戦中なので、バイクの話にもなった。
TさんもTSさんも去年それぞれの段階の免許をとり、その後バイクを手に入れている。
バタバタっと周りでバイク熱が上がってきていて、僕も気にならない訳ではない。僕自身は一応大型自動二輪は持っているのだが、限定解除をした直後にフライを始めたものだから、大型バイクは買わずじまいだ。
ちょっと気にはなるが、まあこれはまた考えよう。
3年目の今年のキノコは、やはり出掛ける回数は増えてきた。
少しづつキノコの知識もフィールドの様子も頭の中に蓄積されてきたし、採ったキノコの味わい方もレシピが増え、ついにはガスで炙るやつも導入した。
秋のアクティビティが発端だったのが、食への探究という目的も追加され、仲間との山歩きも楽しく、採って帰ってからの食べ方の情報共有も抜かりはない。
ここまでどっぷりハマるとは、キノコを始めた3年前には思ってもいなかった。
陽が傾き出す頃の近所の山中にて(*^^*)