カテゴリー
・TOP ・釣乃記 ・F.F.雑感 ・キャンプの話 ・隣人の毛鉤机 ・このサイトについて リンク ・ささきつりぐ ・マエカワクラフト ・風炎窯 ・TET.K'S Anything and Everything ・一遊一釣 ・ホームページ五目釣り ・我が愛すべきお魚たち ・Evidenced Based Fishing ・フライの雑誌 最近の記事 ・2022年釣乃記 第十一話 ・2022年釣乃記 第十話 ・2022年釣乃記 第九話 ・2022年釣乃記 第八話 ・2022年釣乃記 第七話 ・2022年釣乃記 第六話 ・2022年釣乃記 第五話 ・2022年釣乃記 第四話 ・2022年釣乃記 第三話 |
2022 釣乃記
第拾参話 本流で過ごす週末
本流最初の入渓区間でたっぷり時間を使った。
初めて入る場所だったがどこが良さげかはすぐにわかった。 ただ、王道ポイントはヤマメが出ることはなく、結構釣り人は入っているようだ。 王道ポイントから少し下った瀬の中でいきなり出た。垂直に魚体が飛び出し、ロッドをあおったが空振りした。 僕はすぐキャストし直したいのをグッとこらえ、一旦その場を離れた。休ませてフライも変えて流せばきっとまだ出る。 やらかした本流の釣りは有給休暇を取って金曜日に行った。心残りが収まらず、翌土曜日にも行こうと決めたが、金曜日みたいな早起き寝不足は釣りに影響しかねない。しっかり寝て、土曜日の釣りに備えた。
そして土曜日は、県内の近めの本流へ向かった。どちらのエリアも最近雨が降っておらず、支流のような極端な渇水ではないにしろ、ポイントは限られる状況だ。 金曜日の場所も土曜日も、釣り仲間から色々情報を教えてもらっての釣行だった。過去にないくらいに本流をやっている今シーズンだが、きっと僕の自力だけでは本流の釣りにおもむくまでにいかなかったろう。 数年前から本流が気になっていたが、なかなか一歩が踏み出せずにいた。やってみたいという気持ちと、どうやってやればいいのかわからず尻込みしてしまう気持ちがせめぎ合い、もやもやした年もあった。それが今は積極的に参戦できているわけだからそれだけでも確実に前進している。仲間達にはホント感謝だ〜。
ぐっすりすやすやタイム。まるで死んでいるようだ(>▽<;)
まだ曇ってるから釣る気も起きるが、晴れて夏日になったらもう・・(^o^;)。
土曜日は6時おきで、7時過ぎには川に立った。睡眠も十分。
天気は曇りで朝のうちはヒンヤリして気持ちいい。日中は徐々に気温が上がる季節になってきているが、朝の条件は悪くない。 目の前にある強い流れの瀬が緩まる境目あたりはいかにも魚が潜んでいそうな場所だった。 と、そう思った次の瞬間、ライズした。 (マジか!?)僕は五月中旬に本流のライズなんて期待していなかったが、前日のやらかしのリベンジのチャンスに少し緊張した。 20分くらい少し下流でやって、また戻った。フライも変えている。必ず出る。僕は慎重にキャストしたつもりだったが、手前の早い流れにフライが引っ張られた。
すると引きずられたフライをヤマメが追いかけて出てきた。二回食おうとしたが、ドラグの掛かったフライはそれより早く流れ去った。やらかしてしまった。 その後数カ所やるが反応はなく、僕は早起きがたたってすごく眠たくなった。昼飯休憩のあと、横になったが、軽く30分は眠った。
小ぶりの本流アマゴさんも釣れました。引きは強かったです(*^^*)
君か〜、君だったのか〜(^^;
また水しぶきが上がった。ラインスラックなし、今度はフッキングできた。
重い手応え、僕の方に寄せようとしても手前の流れが早くなかなか寄らない。ロッドをかかげながらスタッフで体制を整える。 ギラっと魚体が反転した。 (これは・・・!)ニジマスだ。そうか、君か〜。そうとわかった途端、緊張感が抜けた。 でもライズからフッキング、ファイトまではスリリングな釣りだった。これはみんながハマる訳だ。 時間の経過とともに暑くなってきた。本流の季節もあと少しだ。 戻る 釣りTop 次へ
ついにヒゲナガも登場。
フライを取っ替え引っ替え。迷走の釣りを物語る。
出前一丁とスーパーの牛丼。食べたらとにかく寝る。
ダウンクロスでドライフライをキャスト。メンディングが追いつかず手前で流されてフライを残してラインが直角に曲がった。
出たっ! ロッドをあおるが空振り。昨日と似た様なミスだっ! このままなんとなく投げてはダメだ。僕はひと呼吸入れた。 フッキングを成立させるため、僕は流心側に数歩近づいた。流れが強いがウェーディングスタッフがある。 ダウンクロスの角度を少なくし、ラインを直線状にしてフライを送り込める様にした。 |