F.F.雑感
其ノ五百  カワムツとカレーと
来年のもぐもぐタイムメニュー開発も兼ねて(*^^*)





            戻る F.F.Topへ 次へ
渓流禁漁前にキビレ、禁漁後にマゴチと単発ではあるが釣果をあげることが出来た。
しかし今週末は土曜長潮、日曜若潮と、どうにもよくない。
僕は不意に思い立ち、オイカワを釣りに行こうと決めた。不意にと言いながら週の始めくらいには決めていた。フライも巻かないといけないし、タックルの準備もある。

例によって忘備録の本HPを見返す。僕の記憶だと、一度だけオイカワ、ではなくカワムツを釣りに行ったことがある。
水深は足首からスネくらい。早めの流れがオイカワ、少し遅めがカワムツ、と本で予習してきた。朝6時起きで出発し、最初に入った流れは12年前と同じ川で家から30分。12年前がどこらでやったか忘れてしまったが、県道から見ていて良さそうだと思い、橋を渡ってすぐに停めれる場所があったのと、川に歩いて降りやすいスロープがあったのが決め手になった。
ロッドにバッグ、長靴と言う出で立ち。なんともライトウェイトなのがいい。#000もキャスティングすると実に軽快だ。
水深も流速も予習通りの流れがあり、早速のカワムツ連続ヒットになった。そこから下流側へ歩くとまた予習通りの流れがあった。その流れは長くは続かず、そのさらに下流は広いプールになっていた。
うっすら婚姻色をまとったカワムツさん。狙って釣れたら嬉しい。
ソフトハックル #18。もっと小さくてもいいか。
ピンときて、最初に入った流れには・・・。
プールまでの流れでまた、コツコツが続く。急に結構強く引き込まれたがばれた。
またコツコツ、今度は掛かった。#000がまあまあ曲がっている。きっとこの日一番のカワムツだろう。

車へ戻ると近くに別の車が停まっていた。ドアを開けて女性がゴソゴソ何かしている。
声をかけるとこれから川の横にある山に登るのだと言う。僕の車が登山者のものだと思い、近くに停めたらしい。
コツコツっと魚信があった。一投目でだった。少し待つとまたコツコツ。そしてググッと感触があった。掛かった。
カワムツだった。うーん、ちっちゃい。そりゃそうだよ。しかし、婚姻色が出ている。
すぐ放してまたキャスト。スィングするとすぐにアタリ。今度はちっと強く引く。
ロッドはSAGEの#000 7'10"を持ち出した。何年ぶりかわからないくらい久々だ。
しかし#000とは言え大して曲がらないカワムツが連続で掛かる。僕は歩いて下流へ移動した。 
2008年、12年前になる。その時は最初からカワムツを釣るつもりで出かけている。年末が近いようだから婚姻色は出ていなかった。
今回は一応オイカワを釣るつもりだが、なんだかカワムツしか釣れない気がしてきた。

週末になる前に予習をしておくことにした。フライの雑誌社のオイカワ/カワムツのフライフィッシングの本を読み返す。
フライはソフトハックル、釣り方はダウンクロスのスィングでやってみることにした。
リールの上にカワムツさん。居心地は?・・・良くないか(^^;)
山頂で湯を沸かしてコーヒーを飲むのが楽しみで、カップが見当たらず探していると言う。ふむ、釣行もぐもぐタイムに通ずる精神だな。僕も貸せる物がないか探していると、シートの下にあったと声がした。
少しの時間 話をして、彼女は登山道入口へ向かった。僕は車で移動し別の流れをやってみたが、オイカワは釣れず婚姻色のないカワムツが釣れただけだ。

昼前に家に戻った。12年前は蕎麦を食べたが、その店はやっておらず、僕は家で釣りの時のレシピでカレーを作って食べた。