F.F.雑感
其ノ五百十一  寒気とメバルがやってきた
この秋冬、ようやく納得できるメバル様。これからもよろしく。
防波堤を全力疾走する子供達。先端でお父さんが釣りをしていてそのお供らしい。筋肉痛になんてならんよね?(^^;)
他に釣り人はいない。一応大潮なのだが人がいないな〜。

僕は七つの橋の四番目の島でやりたい場所を確保できた。到着時点で時合、迷わずシンキングラインで準備して釣り開始。
釣り人もだが、潮流も大潮らしくなかった。この場所はもっと流れるんだがな〜?
やはり到着時が時合だったようで、最初に何匹かまずまずの型が釣れた。渓流禁漁後、何度もメバル狙いで出かけて、ようやく引きの強さを味わえた。
しかしこの場所の特性か、潮が下がり始めると釣れなくなるので、僕は七番目の島まで一気に移動した。前回チビアコウを釣った場所だった。
ところがこの七番目の島が全く釣れなかった。確かに時間もだいぶ経っていたが、先週よりは気温は低い。ちょっとのことで魚の活性は変わるようだ。
苦節7回目にして、ようやくまあまあサイズ。これから良くなるはずだ〜。
初冬らしい千切れ雲。風の強さも物語るが、メバルシーズンのサインでもある。
もぐもぐタイムは地元の方にもらったみかんのデザート付き(*^^*)
KSさんは二本のロッドを持ち出していたが、僕はなかなかそれができず、いちいち車に交換しに戻っている。
そもそも沈ませてのメバル釣りはずっとやってきているだけに、新たにフローティングラインのメバル釣りをものにしようとしても、チビしか釣れないとじれて沈ませたくなる。
我慢が足りないのか?

シンキングにして一投目、リトリーブをしているとラインが動かなくなった。

朝の最初だけ釣れてで終わるのは冴えない。僕は三番目の島へと取って返した。まあいつものパターンではあるが困ったときの三番目の島。少し前にここで夕まづめで釣って帳尻を合わそうとしてダメだったことがある。その時は満ち上がりだった。今行けば下げ潮。四番目の島と逆の潮で良くなる特性ということになる。
着いてまずは新しいシンキングは一応検証は済んだことにして、フローティングラインでやってみた。海面は下げ潮の流れで渦巻いていた。キャストするとすぐにチビメバルが食いついた。キャッチ、リリース、キャスト、またチビメバル。
そうしていると親子連れがやってきた。二人ともロッドを持っている。男の子の方が僕の近くで海面を覗く。そしてキャスト、すぐにチビメバルを釣り上げた。キャッチ、リリース、キャスト、またチビメバルを釣った。うむむ、やるな〜。僕もムキになってキャスト、チビメバルを掛けるがこんなんで対抗意識燃やしてもな〜。と、その男の子は離れた場所へ移動してしまった。
それにしても、まだ水面付近まで良型は出てこないか。僕は車へ戻りシンキングラインをセットしたロッドを持ち出した。
素手でリトリーブはそろそろつらくなってきました。
指なしから指ありグローブに衣替え。
(掛かった!)急いで手繰るとググッと引いてプツっと切れた感触と、赤い大型の魚体がうねるのが見えた。
「なんだったんね? 今の」と近くで見ていた釣り師が聞いてきた。おそらく・・・アコウ?

そのあと、沈めても反応が薄い。下げの潮流も弱まってきた。もうすぐ干潮だ。
と、急に重たい引き。忘れかけていた重量級メバル。引きあげるとメバルは暴れて冷たい海水を僕の顔にかけた。


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前回、あろうことかシンキングライン全ロストという失態をやらかし、別メーカーのシンキングを入手してのこの日、使い勝手を試す目的もあった。
使ってみると、このメーカーの以前使っていたシンキングタイプ3よりは良さそうだ。タイプ6ということだが4くらいの沈下速度に感じた。ただ、ちょっと硬く感じる。さらに低水温になった時どうかだ。
とか考えていたらググッときた。まずまずの引き。今朝はようやく冬らしい冷え込みだった。
いかにもという冬晴れの空。期待が膨らむ雲が浮いてます。