F.F.雑感
其ノ五百二十八  あと二ヶ月のフライ
釣れない釣りなら、せめて川から上がるのは楽でないと(>▽<;)
先週、2021年が半分過ぎようとしていると書いたが、あっさりと過ぎてしまった(^^;)
週末、天気予報は土日しっかり降るようなことを言っていた。最近の予報は当たってるんだか外れてるんだか、よくわからない。
しかし、ここ数週間をみても、総じて山にはあまり雨は降っていなかった。まだ梅雨だが気温は夏だし、もう増水でないと満足のいくヤマメは釣れまい。
潮もよくないのでフラットもなし。この土日は家でゴロゴロすることに決まったようなものだ。
それに、沈んだフライに食いつくというのもよくある。完全に浮き続けるフライが仮に出来たとして、それがよく釣れるフライにはならないかもしれない。あくまで数あるフライの中の一つの種類という位置付けでいく方が良さそうだ。
2021年があと半分、ということは、渓流のシーズンはあと二ヶ月ということになる。
これからはテレストリアルパターンだから、無造作にぽっこりうく HOT WAX 処理のフライはうってつけかもしれない。
雑誌やYouTubeで騒がしいので、やってみることに(^^;)。
土曜日のお昼、ナメコペペロンチーノ。サーモジョッキの中は氷と水です。
ホットワックス処理ボディのCDCスパイダー。
フライの雑誌やYouTubeでShimazaki HOT WAX が取り上げられている。新たな使い方の提案だ。
僕は HOT WAX はCDCをバインドしてストレッチボディに挟む前に、ライターで炙ってストレッチボディに薄く塗るくらいしか使っていなかった。
フックシャンクのボディに塗って吸水0にし、沈まないボディを作る。これはなんだか夢のような話だ。ひょっとしたらフロータントが要らなくなるのではないか?
で、この土日なのだが、実は日曜日に釣りに行ってました。
土曜日の雨は予報より少なかったが、日曜日はほとんど降らない。それなら行ってみるかと、高速に乗ったのだが、着いた川は増水の気配もなかった。
まあまあ降ったはずだが、それで平水になった程度のようだった。HOT WAX 処理のフライのテストどころか、スレがかりのチビが一匹のみ。
いろんな意味であと二ヶ月が重くのしかかってくるような気分で僕は帰路についた。



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HOT WAX の動画を見ると処理ありと処理なしで、浮力の差は歴然だ。実際には浮力はなく、吸水しないということだと動画では説明があった。吸水しないだけでもあれだけ浮くのだから・・・。僕は動画で紹介されていた HOT WAX を塗るための道具を揃えた。ガスのトーチとクリップ。それを使ってやってみたが、なるほどこれがなければHOT WAXを塗る作業はまずうまく行かない。よく考えられている。
しかし、よくよく考えたらストレートのフックシャンクならいいが、半沈みを狙ったフライだとボディは沈んでもらわないと困るから、そういうフライには使えないことになる。ガンガン流れる瀬にぽっかり浮かべてバサッと出る、と処理ありのフライはそんなイメージで使うことになるだろうか。