F.F.雑感
其ノ五百五十二  余韻と未練の残像
年が明けて、いきなり感染者が垂直上昇の大幅増加で、密にならない釣りであっても手放しで気楽に出かける雰囲気ではなくなった。
(何年も後にこの内容を読んだらそんな年もあったんだなあと思い返せるようになればいいのだけれど)
そうなると、元旦に初釣りに行っておいて正解だったと思う。おまけに初釣りとしてはかなり満足度の高い釣りだったし。

ただ、釣りに関しては懸念事項もない訳ではなかった。
今までは時合い狙いというか、時期と場所、時間帯と潮、それらのいい組み合わせを狙って出かけるやり方だった。その結果、良型を釣ることができていたり徐々に釣れなくなってきたりと変化はある。
今回の初釣りはその組み合わせの想定にないタイミングで時合いが起こった。これは読めない。また同じ場所で同じ時間帯の干潮間際で同じことが起こるだろうか? それを期待して出かけられるかというと微妙だ。時合い自体も10分ちょっとくらいの短い時間で、そういう短時間時合いはメバルではあるのだと後からKSさんに教えてもらった。
僕の受けた感触では、ランダムに発生する単発の時合いのような気がした。何がスイッチで次いつ起こるかわからないような。
パズーのパンを再現して朝食(^^;)。
三日出社して一日休み。まずはのんびりします。
会社の連休に入ってから寒波がやってきて冷えたせいか、以前から痛めていた右肩とは別に左肩まで痛み出してきた。
痛だる重い感じが常にあったので、常時苦痛だった。しかしこれは連休が終わってなんとか快方に向かっているようなのでやれやれだ。
で、肩痛を押して行った初釣りはまさかの干潮間際の時合いに遭遇し、20cmオーバーを立て続けに釣るという快挙だったのだが、もし時合いに遭遇しなかったらと思うとただ喜んではいられない。
正月二度目釣行。唯一の小の中メバルさん。
七つの橋の島の目玉ポイントがダメだとしたら、有料の橋を渡ってまで行こうかというモチベーションが上がらない。
去年の後半や初釣りで良型を釣ったのは市内から近めの島での釣果だから、なおさらだ。
そうなると釣り場の引き出しが減ってしまう。冬季のメバルシーズンは残り少ない。ここで新規開拓はハードルが高い。
僕はお決まりの(以前は良かった)と、いつまでも未練たらたらで、過去に七つの橋の島で釣ったメバルを思い出していた。
風炎窯KOTATARA鍋でおでん。冷える夜には染み入る〜。
実は会社の連休中、初釣りから二日空けてまた釣りに行ってみた。場所は七つの橋の島。去年まで8年連続で初釣りをした場所へ。
潮位差4mの大潮の満ち上がり。四番目の島の港の鉄板の条件だった。昨年末、思うように結果が出ずにいたが、今回は間違いなかろうと思っていた。
しかし、結果は見事に一匹も釣れないという、考えられないものだった。確かに年末から反応が薄かったが、まさかノーバイトとは。
いよいよこの場所はダメになったと思うしかなかった。