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其ノ三百二 島の偶然と必然
もう満潮だと思ってたのに、徐々に波が迫ってくる!\(;゚∇゚)/
なんだかこのオフシーズンは様子が違う。
夜のエギは別として、ソルトウォーターのフライ釣行は日数でいくともう四回も行っている。 そしてこの日、僕は先週に引き続きまた島へ向かっていた。 先週とは別の、七つの橋の架かる島へ。目的は北海道のFB友達から送ってもらったあちらのご当地お菓子やインスタントラーメンのお返しにこちらのものを手に入れて送るためだった。 もちろん釣り道具も忘れる訳がない。
四つ目の島を目の前で見ながら、対岸の島で昼食を食べた。北海道のFB友達から送ってもらった旭川ラーメンだ。
食べている時がちょうど満潮。僕は四つ目の島の海の駅へ向かった。こちらは瀬戸内なのだからぜひ島のものをと、あれこれ買い込んだ。 食べて買い物して、今まであまり島の釣りではしなかったことをした。そろそろ下げの潮流が始まる頃だ。 昼までに勝負をつけたかったがそれは叶わなかった。どうする?
島はようやく紅葉? 秋と冬が同居の港にて。
七つ目の島へ直行した。ご当地グルメは四つ目の島の海の駅で探すつもりだったので、午前中の上げ潮で釣って海辺でランチをし、帰りがけに寄るというプランだ。
長い防波堤は予想外に誰もいなかった。車を停めた場所に居た猫は僕が近づこうとすると一定の距離を保ちつつ離れていく。 先週の方が冬っぽかった。この日は風もおだやかで陽射しがある。防波堤の際をのぞくと中小のメバルが見える。毎回狙ってきているのだからいい加減メバルを釣らないと。
もうワンサイズ大きくなれば・・・。
三つ目の島へ渡る橋の手前、小さな港が目に付いた。釣り人はひとり見える。
(思いついたらやってみる)M川氏の言葉がよぎった。僕は車を停めてその港に向かった。 まだ潮位は高い。防波堤沿いにフライを投げてみる。反応はなかった。 思えば今までの釣りは潮流に合わせて目的の港に行き、そこで粘って釣るスタイルだった。 今回はよく移動した。どちらが正解か? その時々で違うのだろうけど。
どうしてもこれ以上近寄らせてくれませんでした(^_^;
このフライが威力を発揮する、しない、は何で決まるのか?
さて、もう一ヶ所行く?(^_^;
釣行の時、思いついたらやってみる、とM川氏は言った。それがいい結果をもたらしてるのだと。
この島へやってくる前の夜に僕は散髪してもらいながらそんな話を聞いた。僕が今までそれができなかったのは性格もあるだろうし間違った思い込みから脱却できずにいる釣り迷子でもあるのかもしれなかった。 今回はご当地グルメ探しなど、他の予定もあることも移動をためらわせない理由づけになっていたのだろう。 同じ島内の別の港。もうすでに満潮近くになっていて、こちらも朝通りかかった時に居た釣り人も居なくなっていた。 昼食を取るまではここでやってみようと思った。そして間もなく昼を知らせるサイレンが鳴った。結局アタリはなかった。 ![]() ![]() ![]()
ゴツンっ!と何回かアタリがあった。しかしフッキングしない。
前夜に巻いた小型軽量のベイトフィッシュフライだったが目に見えて反応してくる気配はなかった。 水中できらきら光っている。本物のベイトフィッシュだ。あいつらを食うやつがいても良さそうだが全く見えない。 一時間くらい粘ったが反応なし、釣り人も現れない。 (次へ行こう)僕はいつもならだらだらと同じ場所に居続けるのだが、この日はどうしたことかすぐに移動する決心がついた。 ![]()
ググッときた。いきなりだった。防波堤に対して斜め30度くらいの角度でキャストし少し待ってリトリーブ。小さいがメバルだ。
立ち位置を変えず同じ場所にキャスト。またきた。少しサイズアップ。そしてまた。 今までの経験だと同じ場所に何度か投げればすぐにスレてしまいそうだが、これはいったいどういうことなのか? ここに寄ったのは偶然、いや必然だったのだろうか、と僕はぼんやり考えながらキャストを続けた。 ![]() ![]() |