其ノ三百三  ソルトフライの遍歴
幾年月の時間を経て、変わってきたフライ。
ふと思い立ち(←これが多い)、海のフライフィッシングを始めてどれくらいになるか、見てみた。
この冬で丸6年になる。う〜んそれくらいかあ。
長い、いや短い? 特別な感想はないが、前回の数釣りがこの釣りのターニングポイントだったような気はしている。
たくさんの釣りの要素の良いところが重なったのか? 過去の経験からは想像しにくい状況の釣りだった。
こうなると問題は次の釣りだ。前回がたまたま、でないことを証明しなければならない。
ソルトウォーターゾンカーじゃメバルは釣れないがアナハゼに特化しているからそれが役目でよい。
今までの経験から魚皮を使ったパターンはほぼやりつくして突き詰めた感がある。いや、まだまだだろうか?
とりあえずはこの巻き方で色とサイズを数種用意して、次回の釣りに備えよう。
あまり自分でハードルを上げるのもどうかと思うが、タイイングで万全を期したらあとは現場でのやり方と条件次第で前回のような釣りができるかもしれない。
もう次の釣りは始まっている。
安定度No.1のソルトウォーターゾンカー。
釣り場の条件の潮流や水温や魚の活性などは、いつでも行ける訳じゃないから行く時の読みと運もある。
釣れるフライはというと、これは部屋で巻く時に決まる。バリエーションをどこまで幅広く準備できるかという事もあるが、だんだん釣れるフライのベースは決まってきつつある感じだ。
魚皮を使ったパターンは現在のスタイルになってからは大きくは変えなかったが、ここにきてまだアレンジする余地を見つけられた。
さらにマテリアル量を吟味してミニマム化。あとできることは・・・。
タングステン製の重いダンベルアイはやめて軽めのアイを取り付ける事にした。速やかな沈下優先から自然な沈下へとシフトしようと思ったのだ。その方が潮流にもまれたベイトフィッシュを演出しやすい気がしてきた。アイは欲しいのでウェイト全くなしにはしていない。
サイズは#10前後。魚皮の下のアンダーウィングは三種のファイバーマテリアルをそれぞれ本数を決めて巻きとめる。
オーバードレッシングは禁物だ。facebookで助言を受けて、とにかく細身のシルエットがいいという結論に達した。ちょっと物足りないと思うくらいの方が水中でのアピール度が高い気がしている。
なにより市販のカブラのマテリアルの少なさ、シンプルさ、そして効果の高さを考えれば間違いないだろう。
(・・・結局、お手本はやっぱりカブラ・・σ(^_^;))