其ノ三百十  春を待つ酒と道具と
呉は音戸の華鳩、無濾過生原酒。焼きソラマメとともに。
広島市内でも実に久しぶりに雪が積もったこの週末。
解禁までもうひと月を切っているというのに、また降るか〜っという感じだ。
北部の多いところでは積雪は1mを超えている。
解禁直後の釣りの苦戦は約束されたようなものだ。
さて、その解禁を待つ間にキャスティングの練習もタイイングもしなければならない。
でも週末は、ちょっと最近ハマっている日本酒も呑みたい。
まだソルトに納得ができていないから、ソルトウォーターフライも巻くし海にも行くつもりだ。
ただ川のフライも巻かないと春のフライボックスはひどい中身だ。
しかしその気になるには気持ちを盛り上げるものが要る。
一番使うツールはボビンホルダーなので、しばらく使ってなかったものを引っ張り出してみた。
チューブ部の取り換えができ、長さも自在に調整できるこのボビンホルダーはすぐれものだ。廃盤なのが惜しい。
今や廃盤のT社ボビンホルダー。やはりコレが具合がいい。
レイザーシザースギザ刃、遠慮なくなんでも切れそう。
二番目に良く使うツールはやっぱりシザースだ。
T社のシザースを歴代ずっと使っているが、今年の新商品でギザ刃のタイプが追加になった。なので早速買ってみた。
どんなマテリアルも遠慮なくばっさり切れるのでがんがん使えそうだ。
マテリアルにも不足はない。あとはやる気だけ。解禁後の川でくやしい思いをしないために家でできるだけのことはしておかないと。
竹原の宝寿、シシャモを焼いていただきますσ(^_^;)
タイイングを加速させるべき週末。それはハマっている日本酒を呑む週末でもある。
呑むと巻けない。呑まずに巻くか。いろいろ日本酒も手に入れアテも考える。
タイイングも大事だが楽しみも必要だ。ここはうまくバランスを取りながら両立を工夫しなくてはなるまい。
ただ、今のところ酒の方が優位に試合を進めている。それは目立った変化のないフライボックスを見ればわかるのだ。