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其ノ三百五十三 巡り巡る島釣行
島ニャンコ先生! それでは釣りを開始しますっ!
渓流が禁漁になると、だいたいが少しゆっくりするパターンなのだが、今年はどうも様子が違う。
ま、自分のことなんだから自分の意志でそうしているのには間違いないが。 この日も島へ向かった。実に四週連続! 禁漁後最初の週末以外は全て島へ。四回のうち三回は釣りだ。 とは言え釣らないと話にならないのは毎度の事。 このまんまだといい加減ニャンコ先生にもしかられる(^_^;
島を繋ぐ橋まわりは好ポイントのはず。でも下りる所がないな〜。
町の真向かいの島、県の最南端の島、そして今回はよく行く七つの橋の架かる島へ。
島行きはここのところ例外なく快晴だ。先週は軽く日焼けした。 早めの出発で途中渋滞もなかった。本命は四つ目の島の港だが、途中例のラーメンの店のある三番目の島へ寄り道。 先々週祭りが行われていた島だ。 その時見かけなかったニャンコ先生に挨拶をと思ったが、黒ニャンコ先生だけがご健在だった。
1時間が経過した。一度の反応もなく僕はこの本命の港を諦める事にした。良い時期なら良いはずだんだけど、きっと今はその時期ではないのだ。
なかなか拾うようにという訳にはいかないが、このままおめおめと帰る気にもならない。 僕は一気に七番目の島まで行ってみた。潮流はまだあるはずだ。 しかし着いてみると港はかなりの強風で、防波堤でロッドを振る気にならないほどだった。さすがにこれは無理だとあきらめた。
港のカフェ、いや、屋台。ここはそよ風で気持ちいい。
島の夕暮れは見ていて飽きません。
鯛飯、鯛のみそ汁、たこ天、充実のお昼。
本命の港は空いていた。僕のやりたい場所から離れたところにしか釣り人はおらず、好きなだけキャスティングができる。
潮も満潮を過ぎたくらいで、そろそろ下げ潮になるかどうかというタイミングだ。 この日、釣りを決心させたのは前日に散髪してもらった時のM川氏の言葉だった。今はもう拾うようにメバルが釣れる、というその言葉に、釣法が違えど可能性は大いにあると僕は踏んだ。思い立ったら吉日、僕は先週の釣りで時期が早いのだと懲りていたにも関わらず、また島行きを決心した。 大いに期待しての第一投、反応はなかった。もちろん釣りはこれからだ。 ![]() ![]()
結局僕は三番目の島へ戻った。
潮流は収まりつつあり、干潮が近い。ニャンコ先生の港に行くと数名の釣り人。様子を聞くと日中は釣れないから夕暮れを待っているという。 魚影は見えるが小さい。それでも僕はフライを投じてみた。少しは興味を示す様子は見えた。しかしコツリともしない。 干潮になった。日も暮れた。お昼ご飯がしっかりしていたからここまで持ったようなものだ。 ニャンコ先生、出直してきます。
て、天気、ちょっと良過ぎるな〜(^O^;)
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七番目の島で、ふとピンクの屋台らしきものが目に止まった。営業中との札も見える。お客はいない。
防波堤とは違い、そよ風が気持ち良くて僕はここでお昼を食べる事にした。メニューは多い。あとでネットで見てみたが、海鮮屋台ということで話題になっている店のようだった。 海が目の前の特等席で鯛飯もたこ天もみそ汁もうまかった。店主に聞くと土日祝日の天気のいい日だけ営業するという。島なのだからそうなるだろうな。もし次来た時に営業していたらアナゴの照焼きの乗った竜宮弁当というのを食べてみたい。 思いも寄らぬ充実した昼食で気分が変わった。僕はまた四番目の島に戻り、別の港を数ヶ所やってみた。しかしそこでもコツリとも言わなかった。 ![]() ![]() ![]() |