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2017 釣乃記
第十五話 軽トラで、天上の川へ
アベレージサイズだった。僕は正直、落胆の気持ちがあった。
魚影が濃いと供給されるエサとなるものが足りなくなり、総じてそういう川ではゴギは大きくならない。 この川はその典型で、わかっていたけれどひょっとしたらと思うのは釣り人の心理だ。 mGがゴギを掛けた。どうやらこれも同じサイズのようだ。 どのみち少し林道から離れた。脱渓できる場所までは釣り上がるしかないな。
僕とYはCX-3で集合場所に向かい、mGと落ち合った。そして源流へ行くための林道の入り口からはmGの軽トラで、という運びだ。
林道は荒れていたが全く問題なく軽トラは源流と林道が合う地点まで走破した。 Yがゴギを掛けた。アベレージを超えている。大場所ではそれなりにサイズアップするようだが、そうそうそんなポイントはない。 空は晴れ間は見えたり曇ったりだった。さすがに標高の高い川だけに町の暑さとは無縁だ。
緑のトンネル、日差しはきれいにシャットアウト!
源流のゴギさん。がんばって会いにきましたよ(*^^*)
今シーズンは一緒に釣りに行ったのは数人とで、あとは単独行は多かった。例に寄って忘備録の本HPを見ると、今年は渓流の釣行回数がやや少なめだ。そしてその分はソルトが増えている、という図式。
川の釣りが少しトーンダウンしたかと言うとそうではなく、本流や大きめの支流の狙いをつけたヤマメを釣るために通ったりもしたので、逆にどっぷりはまり込んだと言う方が正解か。数行けばいいと言うものでもないだろうし。 それでもシーズン終盤、八月も下旬にさしかかったのだから、良い釣りをしたいし冒険的釣行もしたい。そんなタイミングでの軽トラ釣行案は即採用となるのは自然の流れだったようだ。Y、mGとの釣りも何年ぶりだろう。これもあとで忘備録で見てみよう。
mGよ、空にゴギはおらんぞよ(^∧^)
mGの軽トラで西中国山地の中でも最標高のうちの何本かに入る源流へ行こう、と言う話しになったのは週末のほんの数日前だった。
僕のCX-3では林道なんてとんでもない、と思っているから、ついぞそういう源流系の釣り場はご無沙汰になっていた。熊も怖いし。 厳しい季節にどこへ釣りに行けばいいのかと、釣行先に困ってるのは夏の釣りの常だが、軽トラ源流釣行というプランが閃いたからすぐにYとmGに連絡をとった。 行くならこのメンバーでと、これもすぐに決めていた。
この日のBig 1(?) Y キャッチの瞬間。
日差しのある流れは反応無し。木陰を求めて遡上する。
YもmGも僕もすぐにゴギを釣った。最初に入った最上流部よりもやや型はいい。こちらの区間の方がエサも生息環境もいいようだ。
おそらく町に戻ればまたしっかりと猛暑なのだろう。僕たちの頭からはしばしそんなことは消えていた。 かなり歩いたのできっと体は疲れただろうけど、気持ちは元気になったような気がする。 僕たちはそろそろかな、というふうに、そろって軽トラを停めた方向を振り向いた。
ダブルキャストっ! mGにヒット! でもちっちゃい(^^;)
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YもmGも僕も何匹かゴギを釣り、僕が良い型を掛け損ない、マムシにビビり、そして軽トラまで戻った。
荷台で昼飯、一気に脱力、くつろいだ。時折雷のような音が聞こえる。ひょっとして夕立があるかもしれない。 赤とんぼがしきりに飛んでいる。これも夏の終わりを知らせるもののひとつだ。 荷台レストラン閉店、午後の部の開始だ。林道を少し戻ってやってみる事にした。
あれ〜、僕がへんなポーズ(^^;) 軽トラ(渓トラ)釣行、また来年!
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