其ノ四百六  渓で試したいフライ
なかなかバタバタしていて釣りに行けない。梅雨らしくない梅雨はあけたのかまだなのか? いずれにしろ真夏バリバリの暑さになって、ちょっと釣りに行こうかという気にはならないなあ。
家やらほかで忙しいのもあるから決してタイイングをしっかりしているわけでもない。
タイイングしている頃は釣りも熱が入っていた。その頃をフライで辿ってみるのも面白いかも。
春に好調だったCDCクリップルダン。
解禁からしばらくの間はクリップルダンを使っていた。
CDCを使い、フロータントにハイパードライパウダーを使うから釣り上がりにも使えるマッチザハッチパターンと言う事になる。
春先はまずまず調子は良く、このフライが活躍した。

季節は進み、そろそろモンカゲが姿を現す頃、モンカゲパターンをマシュマロで巻いてみようと思い立った。
マシュマロモンカゲダン。蛾でもいいんだけど(^^;)
ダンとスピナー。ウィングの広げ方が大きな違いだ。
この頃は夕まづめ狙いに切り替えつつあったから、アピール度の高いボリュームのあるフライを巻いていた。
結果は残念ながらモンカゲフライではヤマメを釣る事は出来ずじまいだった。
しかしこういう凝ったフライをボックスに忍ばせて釣りに向かうのはなかなかテンションが上がる。
これもフライフィッシングの楽しみ方なんだな、きっと。
こちらはモンカゲスピナー。マシュマロ部が貧弱(^^;)
これからまだ釣りをするつもりなら、テレストリアルは必須な訳だが、その筆頭はやっぱりアントかな。
今回考えた羽アリをイメージしたパターン。カゲロウのコンパラダンの良さをアントのウィングに持ってきたのだが効果のほどはまだ試してないからわからない。
自分の考えて巻いたフライを試すために出掛ける、というのもFFの面白さ。
次、猛暑の渓に釣りに行くまでに、試したいフライをもう少し巻いておくか。
コンパラアント。いいとこ取りはそれぞれのいいところをスポイルする可能性も(^^;)